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関東のアルミスクラップ市場、地金価格軟調で閑散商い続く

6/28(水) 6:03配信

鉄鋼新聞

 関東地区のアルミスクラップ市場は閑散とした状態が続いている。アルミ二次合金メーカー大手による6月後半積みのアルミスクラップ原料買値は、軒並みキロ3~5円下落。指標となる海外アルミ市況の軟調を反映したかたちとなった。

 国内原料環境は4月以降、停滞感が顕著となった。ある問屋は「LMEアルミ価格が4月後半に1900ドルを割り込み、7カ月ぶりに一部合金メーカーが値下げ修正を行ったあたりから潮目が変わってきた」と話す。
 国内の二次合金メーカーは製品安・原料高状態の是正を図っており、中国産のアルミ二次合金塊が高水準で輸入されていることも国内原料の需要減退につながっている。
 解体物件由来のビス付サッシは特に需給のだぶつき感が大きい。「韓国圧延大手のビス付サッシの購入量が制限されていることが背景にある」とみられる(同)通常、ビス付サッシの韓国向けコンテナ積み価格は国内単価にキロ10~15円上乗せされるが、輸出が絞られたことで宙に浮いた品物が問屋ヤードに積み上がっている。
 また、比較的タイト感の強いUBC(プレス済みアルミ缶)も発生期のピークを前にしながら値下げ修正の動きが強まっているもようだ。

最終更新:6/28(水) 6:03
鉄鋼新聞