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F1オーストリアGPタイヤ選択リスト。各チームの戦略が細分化

6/28(水) 18:19配信

motorsport.com 日本版

 レッドブルリンクで行われるF1第9戦オーストリアGPに、各ドライバーが持ち込むタイヤの組み合わせリストが発表された。

【データ】ピレリ発表、オーストリアGPドライバー別タイヤ選択リスト

 ピレリが今回のオーストラリアGPに持ち込むタイヤは、ソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトという最も軟らかい組み合わせ。そのうち、ソフトとスーパーソフトのいずれか1セットを、決勝レースで使うことが義務付けられている。

 当然のごとく全てのドライバーが、ウルトラソフトタイヤを最も多く持ち込む。その中でも、ウルトラソフトタイヤを10セット選択したのは、フォースインディアとマクラーレンの2チーム4人。彼らはスーパーソフト2セット、ソフト1セットと、無駄や余裕のない選択となっている。レース中も1スティントはスーパーソフトで走り、残りの1~2スティントはウルトラソフトを使うという、戦略的にも”決め打ち”といった印象である。

 アゼルバイジャンで今季初優勝を遂げたレッドブルのみが、ウルトラソフトタイヤを9セット選択。彼らはソフトとスーパーソフトを2セットずつ持ち込んでいて、決勝でどちらを使うのか、フリー走行で比較テストを行うことができる”戦略面の幅”をある程度残していると言える。

 ウルトラソフトタイヤ8セットを持ち込むのは、メルセデス、ウイリアムズ、トロロッソ、ルノーの4チーム。トロロッソとルノーは、いずれのドライバーもソフト2セット、スーパーソフト3セットを持ち込む選択に揃えてきた。メルセデスとウイリアムズは、一方のドライバーにソフト2セット+スーパーソフト3セット、もう一方のドライバーにはソフト1セット、スーパーソフト4セットを選択させた。これは、ソフトとスーパーソフトを”テスト”するドライバーを決め、徹底的に性能差を確認しようとするものと考えられる。

 その他、フェラーリ、ハース、ザウバーの3チームは、ウルトラソフトタイヤを7セットしか持ち込まなかった。逆に、特にフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、スーパーソフトを5セットと、ハースのふたりと並んで最も多い数を選択してきた。この保守的とも言える選択が、レースにどんな影響を及ぼすことになるのか……注目である。

 F1第9戦オーストリアGPは、7月7日(金)~9日(日)にかけて行われる。

田中健一