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神谷八段が藤井四段に「連勝記録ストップ」時の精神面をアドバイス

6/28(水) 20:01配信

TOKYO FM+

中西哲生と高橋万里恵がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「クロノス」。6月27日(火)の放送では、将棋の公式戦連勝記録を更新した藤井聡太四段について、これまで28連勝の歴代最多連勝記録を保持していた神谷広志八段に話を伺いました。

昨年10月に史上最年少でプロ棋士となり、公式戦で連勝を続けていた藤井四段が26日、増田康宏四段との対局に勝利し歴代連勝記録を更新しました。29連勝という記録は1987年に神谷八段が打ち立てた28連勝の記録を上回る30年ぶりの記録です。

将棋会館で対局を見守っていたという神谷八段は、「大苦戦だったと思います。増田四段の作戦がすごく巧妙で、藤井四段もカウンターを食らって苦しい局面がありました」と振り返ります。

神谷八段が分析する藤井四段の強みは終盤の正確さ。「将棋には序盤と中盤、終盤があるんですが、終盤の正確さが群を抜いています。持って生まれたものもあると思いますが、(得意とする)詰将棋の影響はかなり大きいと推測できます」と分析し、公式戦の勝負の中で成長を続ける藤井四段について「最初のころはちょっと危ない将棋もあったんですが、段々と危ない将棋は減ってきています。いろんな面で隙が無くなってきている気がします。(成長ぶりが)ゲームのキャラクターみたいで怖いくらいです」と話していました。

さらに、破られた連勝記録について「30年間付き合った記録なので、寂しいですね。藤井さんが活躍することで将棋界が活性化すること、みなさんから将棋界が注目を集める嬉しさも少しはあります(笑)」とコメント。

自身の連勝記録がストップしたときのことを回想しつつ、「落ち込んでいないつもりでしたが、そのあと何連敗かしちゃったので影響があったんだと思います。藤井四段は若いので大丈夫だと思いますが、負けたときに『そういうこともあるさ』と思えれば、連敗することもなく実力が出せると思います」とエールを送っていました。

(TOKYO FM「クロノス」2017年6月27日放送より)

最終更新:6/28(水) 20:01
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