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別人名義で診療報酬 詐欺容疑で医師ら再逮捕 千葉県警 /市原

6/28(水) 9:45配信

千葉日報オンライン

 高岡西洋医学東亜医学医院(市原市千種2)が診療費の不正受給で有罪判決を受け、厚生労働省から業務停止処分を受けていた期間中に患者を診察した医師法違反事件で、千葉県警生活経済課と市原署などは27日、別の医師名義で診療報酬を不正に請求してだまし取ったとして詐欺の疑いで、同医院の医師、高岡典子(57)=同法違反容疑で逮捕=と、夫で老人ホーム経営、利昌(60)=同=両容疑者を再逮捕した。両容疑者はいずれも黙秘している。

 同医院は、労災の治療を終えた患者が通院を続けているように装い診療費約475万円を不正に受給したとして、千葉労働局が2012年2月に労災保険指定医療機関の指定を取り消した。両容疑者は詐欺罪で懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を受け15年1月に確定。厚労省は、同年10月15日から18年10月14日までの3年間、業務停止処分としていた。

 再逮捕容疑は共謀して昨年6月6日から同11月26日までの間、同医院で、業務停止中だった典子容疑者が30~80代の患者男女15人を延べ74回診察したのに、別の保険診療ができる医師が診察したとするうそのカルテを作成して正規の保険診療を行ったように装い、県後期高齢者医療広域連合などに診療報酬を不正に複数回請求し、計約51万3千円を詐取した疑い。

 同課によると、典子容疑者らは業務停止処分後、別の医師を管理医師として雇って市原保健所に届け出ていた。昨年6月6日~同11月26日の期間では、典子容疑者が診察した上で、登録はしていたものの、すでに入院して勤務実態のない高齢の女性医師の名前を使ってカルテを作成。同広域連合に対して約11万8千円、市原市に約24万5千円、全国健康保険協会に約15万円を不正に請求していた。

 昨年6~11月の患者数は1132人、受け取っていた診療報酬は約2479万円とされ、県警で裏付けを進めている。

 一方、千葉地検は27日、両容疑者に対する医師法違反容疑についての処分を保留した。