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八方美人!?小池流“ウルトラC“に豊洲移転賛成派・反対派から「意味不明」の声

6/28(水) 10:31配信

AbemaTIMES

 小池都知事がぶち上げた“第3の道“は築地と豊洲を両立させるというものだった。築地の市場機能を豊洲に移転、その後、築地市場跡地は当初の予定通り、東京オリンピックに向けた車両基地とし、環状2号線を開通させるというものだ。さらに東京オリンピック・パラリンピック後には、築地市場跡地を「食のテーマパーク」として再開発する。完成のメドは5年後だ。ここにも競りなどの取引ができる市場機能を持たせ、豊洲に移転した業者のうち、希望者は戻ることができるようにする。

 豊洲市場の整備に伴う約3600億円の借金の返済方法や、毎年92億円と試算されている運営費などの赤字対策については「築地の再整備、また豊洲をうまく活用し、機能強化することによって収入を得るというダブルのプラスに持っていきたい」とした小池都知事。さらなる税金の投入も含め、具体的な方法は「今後考えていく」と述べるに留まった。

今回の方針に対しては、「工程や財源の説明がなく実現性が不透明」「さらなる税金の投入が必要か不明」「追加工事で安全・安心が達成できるのか」「豊洲と築地を往復する移転費用をどうするのか」「豊洲は風評被害がぬぐえず顧客離れが不安」など様々な疑問点が出されており、築地市場を訪れた小池知事に対し、「これだけの近距離で2つの市場があるということはあり得ない」(東京都水産卸売業者協会の伊藤裕康会長)、「具体的な面が分からない点が多い。新たな不安が生じている」(築地市場関連事業者等協議会の大野精次会長)など、業界団体から反発の声も上がった。

 24日放送の『みのもんたのよるバズ!』に出演した豊洲移転賛成派・反対派の関係者は“小池プラン“に「俺たち、本当はここで激論しなきゃいけないんじゃない?」と顔を見合わせて苦笑する。

 豊洲移転反対派の東京中央市場労働組合執行委員長の水産仲卸・中澤誠氏は「ダメですね。無理です」と一刀両断。「卸売市場というのはものすごく複雑な機構。市場の移転も、現場の話をよく聞いて、みんなで一致団結しなければできない事業。これは厳しいんじゃないかという気がする」と話す。

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最終更新:6/28(水) 10:31
AbemaTIMES

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