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トランプ大統領の“100のウソ“を一面に掲載!ニューヨーク・タイムズの意図とは

6/28(水) 16:20配信

AbemaTIMES

■「訴えられないように気を遣っているようにも見える」

 「大統領就任式の観客は過去最大」「米国は世界中で最も税金が高い国の一つだ」

 アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズが、トランプ大統領が就任以来の5カ月間についたとする“100のウソ“のウソを一面に掲載した。

 記事によると、トランプ大統領がウソや不正確な発言をしたのは114日。実に1週間のうち5日はウソをついていた計算になり「ウソをつかなかったのは、フロリダの別荘で休暇を取っていたか、ゴルフで忙しい日だ」と皮肉混じりに表現している。

 ニューヨーク・タイムズとトランプ大統領の対立が始まったのは選挙期間中。ヒラリー支持を表明した同紙はトランプ氏を「アメリカの近代史で最悪の主要政党候補だ」と厳しく批判。対するトランプ氏は大統領に就任すると、「選挙で私が負けると言った偽ニュースだ」とTweet。さらに「(ニューヨーク・タイムズは)買収されるか廃刊にすべきだ」「落ち目のニューヨーク・タイムズ」など、名指しで攻撃を続けている。

 アメリカの政財界に詳しく、知人も多いという国際弁護士の湯浅卓氏は、トランプ大統領の「米国は世界一税金が高い」発言をニューヨーク・タイムズが批判していることについて、「これはウォール街のプロがみんな言っていることで、トランプの方が正しい。ニューヨーク・タイムズはウォール街のことを何にも知らない」と話す。

 そうした反論・批判を承知で、あえてこのような企画をしたことの意味について湯浅氏は「今はトランプ大統領が弾劾されるかどうかというタイミング。しかし、アメリカ国民の中には、ミュラー特別検察官ら超エリートが鼻につくという感覚もある。トランプをやっつけきれないから、非エリート労働者層にとってもいかにマイナスな男かというのを訴えたいという思いがあったのではないか」と分析する。

 その上で湯浅氏は、ニューヨーク・タイムズが慎重な書き方になっている部分もあると指摘。「ニューヨーク・タイムズによる私の記事は全くのデタラメで、読者に謝罪をした」というトランプ大統領の発言に対し、『それに関しては決して謝罪をしていない』という回答をしているところに着目、「過去にトランプはメディアに対し600億円の訴訟を起こしたこともあるので、細かいところでは訴えられないように気を遣っているようにも見える」と話した。

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最終更新:6/28(水) 16:20
AbemaTIMES