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自衛隊の政治利用と辞任要求

6/28(水) 15:38配信

ホウドウキョク

稲田防衛相は27日、東京都議会議員選挙の自民党候補の応援演説で、「防衛省、自衛隊としてもお願いしたい」などと投票を呼びかけ、その後、発言を撤回した。野党側は、自衛隊の政治利用だとして、稲田防衛相の辞任を求めている。
27日夜、稲田防衛相は、「誤解を招きかねない発言に関して撤回したい」と述べた。
自衛隊法は、自衛隊員の政治的行為を制限しており、稲田防衛相の発言は、これに抵触する可能性もある。
自民党内からは、「防衛省を私物化して、もはやアウトだ」、「ひどすぎる。自衛隊を政治に巻き込むのはタブー中のタブー」など厳しい声があがっている。
自民党の佐藤正久元防衛政務官は、ツイッターで、「一番当惑したのは、現役の自衛隊員ではないか。自衛隊員は、その地位を利用して特定の候補者への投票行動を部隊や隊員に呼びかけるのは駄目だ」と指摘した。
稲田防衛相は午前10時すぎ、防衛省に入った。
稲田防衛相は、「野党が辞任を求めているが?」との問いかけに無言だった。
稲田防衛相は「きのうお話しした通りだ」とだけ述べ、あらためて辞任を否定した。
これに対し、野党は、稲田防衛相の辞任を求めるとともに、安倍首相の任命責任を追及する構え。
民進党の蓮舫代表は、「これは完全にアウト。即刻辞任すべきだと思う。当然、総理の任命責任は大きく問われる」と述べた。
民進党や共産党などの野党4党は、28日午後に国対委員長会談を開き、予算委員会などの閉会中審査を要求する考え。

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最終更新:6/28(水) 15:38
ホウドウキョク