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池田模範堂「ムヒ」のライン公開 第2工場に見学コース

6/28(水) 0:21配信

北日本新聞

 外用薬メーカーの池田模範堂(上市町神田、池田嘉津弘社長)は、本社敷地内の第2工場に見学コースを新設した。主力の虫刺され薬「液体ムヒS」の生産ラインを一般向けに公開し、事業への理解を深めてもらう。

 生産ラインに沿って通路を設け、ガラス越しに見学できようにした。薬液をボトルに詰める充填(じゅうてん)と容器をケースに納める包装の工程が対象。1分間に160本のペースで薬液をボトルに入れる様子や、容器に中栓とキャップを取り付けるプロセスなどを間近に見られる。

 通路沿いには、同社がこれまで製造販売した海外向けを含むOTC(薬局・薬店向け)や医療用医薬品も展示。OTCの外用剤に特化してきた歩みを紹介している。

 第2工場は鉄骨4階建て延べ1万2500平方メートルで昨年11月に完成。薬理作用の強いステロイド製剤の生産に最適化させ、液剤とクリーム剤の計5品目を製造する。同製剤を扱う作業者と薬剤などを隔離する設備「グローブボックス」を導入したほか、空調も別にするなど封じ込め対策を強化した。省人化に向け、ラインのレイアウトや動線を見直した。全体の生産能力は1・5倍の年4500万本に高めた。

 奥野吉秀取締役工場長は「地域の小中学生や住民を積極的に受け入れたい」と話す。見学は団体を対象とし、事前予約が必要。問い合わせは同社、電話076(472)1133。

北日本新聞社

最終更新:6/28(水) 0:21
北日本新聞