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“2度目の開幕投手”を任された男たち

6/28(水) 13:00配信

ベースボールキング

もうひとつの開幕戦?

 開幕から3カ月が経とうとしているプロ野球。交流戦も終わり、再びリーグ内での戦いに戻った。

 交流戦は19日に全日程が終了したが、リーグ戦の再開は23日。少しの休みを挟むことで、ローテーション投手を一度登録抹消するなど、後半戦へ向けた投手陣の再編を行うチームもいくつか見られた。いわば交流戦後の初戦は、“もうひとつの開幕戦”なのだ。

 今回はこの仕切り直しの一戦の先発投手に注目。なかでもシーズンの開幕戦に引き続いて“2度目の開幕投手”を任された男たちにフォーカスを当てた。

4名が“2度目の開幕”へ

 3月30日の開幕戦と同じく、6月23日も金曜日だった。シーズンの開幕戦に続いて“2度目の開幕戦”も任されたのは、クリス・ジョンソン(広島)、ランディ・メッセンジャー(阪神)、涌井秀章(ロッテ)、菊池雄星(西武)の4人である。


 いきなりのセ・リーグ首位決戦となった広島-阪神の一戦は、開幕戦と同じ顔合わせ。ジョンソンとメッセンジャーによる再戦となった。

 開幕戦では昨季の沢村賞投手であるジョンソンが4回途中でKOされるなど、まさかの乱調。優良助っ人対決はメッセンジャーに軍配が上がった。

 しかし、今度は開幕戦のお返しとばかりに広島打線が猛攻。メッセンジャーを4回降板に追い込むと、ジョンソンは7回1失点と好投。開幕戦後に体調不良から戦列を離れていた左腕が、開幕戦の相手にリベンジを果たした。

 リーグ連覇へ向けてひた走る広島にとって、エース左腕の復活は大きなプラスになる。このままの勢いを保ち、昨年届かなかった日本一の栄光まで掴み取ることができるのか。後半戦は広島の進撃と、ほか5球団による「STOP the 広島」への動きに注目だ。

またも天敵に…

 一方、仕切り直しのマウンドで大きくつまずいたのが西武の菊池雄星だ。

 岸孝之がFAで退団したなか、投手陣の大黒柱として名乗りを挙げた8年目左腕。今季は開幕戦で7回1失点の好投を見せて幸先よく1勝を挙げると、交流戦終了までに7勝(2敗)をマーク。防御率も1点台と抜群の安定感を見せていた。

 ところが、交流戦明け初戦のソフトバンク戦では3回途中7失点の大炎上。これで対ソフトバンクはプロ入りから勝ちなしの11連敗(16戦)とまたしても“天敵”にやられる格好となってしまった。

 頼もしさの出てきた左腕であるが、ライバルチームにいつまでもやられていてはファンも“エース”とは認めてくれない。これからもっと上の順位を目指していく上で、ソフトバンク叩きは必須。どこかで苦手意識を払拭するような一勝を挙げたいところだ。

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