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移住、起業の体験を紹介 和歌山県が創業セミナー

6/28(水) 16:45配信

紀伊民報

 和歌山県田辺市龍神村でカフェ「CONSERVA(コンセルヴァ)」を経営し、ジャムなどの製造販売も手掛けている金丸知弘さんが、このほど同市新庄町のビッグ・ユーであった県の創業セミナーにパネリストとして参加した。

 このセミナーは、県内で事業展開を考えている人などを対象に県が支援しようと開催。44人が出席して午前中に講演会があり、午後からは「地域資源を活用した事業展開について」と題したパネルディスカッションがあった。

 司会は、わかやま産業振興財団の永井達郎経営支援部長、パネリストは金丸さんの他に、新宮市でアロマの研究開発と製造販売、リラクゼーションサロンを経営している「エムアファブリー」の竹原真奈美さん、日本政策金融公庫田辺支店の篠田直喜支店長。

 東京出身の金丸さんは、龍神村近辺では通年かんきつ類が手に入り、原発がなく水や空気がきれいで東京と比べて物価が安いことなどから、家族で龍神村への移住を決めたことを話した。

 現在、インターネットではなくて地域イベントでの販売や電話で注文を受けていることや、栽培しても多くの果実が廃棄されている現状を目の当たりにしてジャム作りをしていることも紹介した。

 司会の永井さんは「どんな人に何を売るかについて特色を出している。市場調査や販売の戦略ができていて素晴らしい」と称賛。競争力のある地域資源に独自性を加えて、いかに競争力をつけるかが大事だと話した。

最終更新:6/28(水) 16:45
紀伊民報