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長期休暇中の準学童保育 田辺市、夏休みからスタート

6/28(水) 16:45配信

紀伊民報

 和歌山県田辺市は、学童保育所のない3行政局管内のうち、龍神村と中辺路町に、長期休暇中の小学生の居場所をつくる。通年ではないが、学童保育所に準じた役割を持たせる方針。今夏からの開設を目指して6月市議会に人件費などの予算案を計上している。

 市内には、市営12カ所、民営1カ所の計13カ所の学童保育所があり、全26小学校のうち13校区に整備されている。ただ、合併前の旧4町村の地域では、大塔行政局管内に「鮎川学童保育所」が1カ所あるのみ。龍神村、中辺路町、本宮町の3行政局管内には1カ所もなく、地域の保護者から設置を求める声が上がっていた。

 「居場所」には学童保育所に準じた機能を持たせる。それぞれ指導員2人体制で、利用時間は市営の学童保育所と同じ午前8時~午後6時半。利用料も市営の学童保育所に準じており、夏休みは7月が3千円、8月は8千円。冬休みは2千円、春休み(3、4月分)は4千円。ほかにおやつ代と保険料がいる。

 市は学童保育所の対象を原則として小学3年生までとしているが、山間部では市街地よりも子どもたちが集まって過ごせる場所や機会が少ないことから、「居場所」は6年生までを対象にする。

 各行政局の住民福祉課と教育事務所が実施主体となり、子育て推進課と生涯学習課が運営を支援する。

 龍神村は龍神市民センター(安井)で、中辺路町は中辺路コミュニティセンター(栗栖川)で開く。いずれも各行政局管内の小学生が対象で、定員は30人。利用者が5人以上いることを開設条件としている。定員を上回る希望があった場合は、子どもの学年や保育の必要性などから優先順位を付けて判断する。

最終更新:6/28(水) 16:45
紀伊民報