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日本株は4日ぶり反落、米テクノロジー株安響く-グロース業種に売り

6/28(水) 7:57配信

Bloomberg

28日の東京株式相場は4営業日ぶりに反落。米国の長期金利上昇を受けたテクノロジー株の下落が嫌気され、グロース業種に売りが広がった。東京エレクトロンなど電機株、配当権利落ちの影響が出たゴム製品株が安い。安定成長が期待される食料品のほか、サービス、小売株など内需セクターも下げた。

TOPIXの終値は前日比4.65ポイント(0.3%)安の1614.37、日経平均株価は94円68銭(0.5%)安の2万130円41銭。TOPIXのグロース指数が0.8%安だったのに対し、バリュー指数は0.3%高とプラスだった。

三井住友アセットマネジメント株式運用グループの平川康彦ヘッドは、「米テクノロジー株は一極集中から伸び切った状態にあり、きっかけは何でも良かった」と指摘。日本株も年初からバリューが売られ、グロース一辺倒できており、中期的には再びグロースに再び戻らざるを得ないが、「それぞれ上にも下にも行き過ぎた部分の調整はしばらく入る可能性がある」との見方を示した。

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁のタカ派寄り発言を受け、ドイツ債が大きく下げたことを材料に27日の米国債は下落した。10年債利回りは2.21%と、前日比7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇。

米金利が上昇する中で同日の米国株は下落。連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が一部資産価格は高くなったとの認識を示すと、テクノロジー株の下げが加速した。半導体などテクノロジー株のウエートが大きいナスダック総合指数は1.6%安と、9日以来の下落率だった。

きょうの日本株は、午前の取引こそTOPIXがプラス・マイナス圏を往来するなどもみ合い色が強かったが、午後終盤にかけ東京エレクトロンや任天堂などグロース銘柄の下げが拡大すると、主要株価指数も下落基調となった。いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員は、「景況感が良くない中、これまで金余りからリスク資産が上がっていた」とした上で、「マーケットと米金融当局との間で金融政策に対するギャップが広がっている。過剰流動性が縮小に向かうなら、株価は下落する」と警戒感を示す。

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最終更新:6/28(水) 15:39
Bloomberg