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債券は下落、欧米金利急騰受け売り圧力-日銀オペで中期債など下支え

6/28(水) 8:07配信

Bloomberg

債券相場は下落。ドラギ欧州中央銀行(ECB)のタカ派発言を受けてドイツと米国の長期金利が急上昇した流れを引き継ぎ、国内債市場でも売り圧力が掛かった。半面、日本銀行が実施した国債買い入れオペの結果が強めとの見方から、中期債などの下値は限定的となった。

28日の長期国債先物市場で中心限月9月物は前日比7銭安の150円55銭で取引開始。日銀オペの結果判明後には150円60銭まで下げ幅を縮める場面もあったが上値は重く、一時150円51銭まで下落。結局は10銭安の150円52銭で引けた。

メリルリンチ日本証券の大崎秀一チーフ金利ストラテジストは、「海外金利の上昇をきっかけとしたフラットニングの巻き戻しに加え、期末の益出しにちょうど良かった面もある」と指摘。一方、「ドラギ総裁発言で米欧金利が上昇したが、政策変更に結びつく重要なイベントがあったわけではない」と言い、「押し目買い待ちの投資家も結構いるので、どこかのタイミングでこうした買いが入ってくる可能性もある」とみる。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の347回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値から0.5ベーシスポイント(bp)高い0.05%で寄り付き、その後0.055%に水準を切り上げた。新発20年物の161回債利回りは1bp高い0.565%、新発30年物の55回債利回りは2bp高い0.82%まで売られている。

27日の欧州債市場では独国債相場が下落。ドラギ総裁がデフレ圧力はリフレの力に置き換わったと指摘したことを受けて、独10年債利回りは前日比13bp高の0.37%と、2015年12月以来の大幅上昇となった。米国債相場も連れ安となり、米10年債利回りは7bp上昇の2.21%程度で引けた。時間外取引ではそれぞれ0.4%台、2.23%台まで上昇する場面があった。

ドラギ総裁の発言内容はこちらをご覧ください。

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最終更新:6/28(水) 16:22
Bloomberg