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富裕層がぜいたくな週末を過ごす-それが世界各地の「ハンプトンズ」

6/28(水) 11:12配信

Bloomberg

ニューヨークから2時間ほどで行けるロングアイランド東端のハンプトンズは、富、休暇、そして超高級不動産の代名詞で、広がる砂浜や数々の高級レストランで知られる保養地だ。都心からのアクセスが良く、人気の休暇先としてのステータスを確立していて、富裕層が週末にひいきにする場所は「本家」のハンプトンズ以外にもある。

ハンプトンズに例えられる場所

富裕層が存在する都市はどこを見ても、その近くにハンプトンズに相当する場所がある。例えばトロントには、美しい手つかずの湖やグレーの岩肌が魅力のマスコーカ地方がそんな保養地になっている。パリのハンプトンズと考えられるのは、フランス北西部ブルターニュ地方の海沿いの町、ディナールだ。そしてミュンヘンには、国境を越えた先にあるオーストリアのキッツビュールがある。

不動産仲介会社ダグラス・エリマン(ニューヨーク州サウサンプトン)のミカエラ・ケスラー氏によると、そうした場所に共通するのは「非常に高級だが、非常に落ち着いて」おり、派手な社交の場を求める人と、人目を避けて静かに過ごしたい人の両方のニーズに応えられることだと話す。

不動産価値

ハンプトンズに例えられるために必要な条件の一つは大都市に近いことだが、不動産仲介業者に言わせれば不動産価格もそれと同じくらい重要だ。本家ハンプトンズの高額不動産には6000万ドル(約67億円)という物件も存在する。ケスラー氏によると、「ハンプトンズは良い投資先だ。もちろんロケーション次第だが、価格は本当に良く持ちこたえている」。

サザビーズ・インターナショナル・リアルティー・フランス・モナコのアレグザンダー・クラフト最高経営責任者(CEO)によると、ディナールの住宅価格は約100万-300万ユーロ(約1億2700万-3億8000万円)のレンジだという。

不動産仲介業者、ジンジャー・マーティン氏によれば、サンフランシスコのハンプトンズと見なされるソノマとナパバレー地域では、物件の価格は1エーカー(約0.4ヘクタール)当たり約400万-1000万ドル以上。マーティン氏は「端的に言えば、カリフォルニア州ワインカントリーの不動産市場は非常に大きい。価格は毎年上がっている」と話した。

原題:Where the World’s Wealthiest Spend Their Weekends(抜粋)

James Tarmy

最終更新:6/28(水) 11:12
Bloomberg