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中国人民元、対ドルで続伸-介入観測や中心レート引き上げで

6/28(水) 14:51配信

Bloomberg

28日の中国本土市場で、人民元が対ドルで続伸。月間ベースでも上げに転じた。中国人民銀行(中央銀行)が中心レートを引き上げたことや、ドル下落を織り込んだ。

オンショア人民元は上海時間午後0時35分(日本時間同1時35分)現在、1ドル=6.8006元。前日比で0.2%高、前月末比でも0.2%上昇している。26日時点では前月末から0.3%下げていた。人民銀の市場介入観測が広がる中で人民元は前日の取引で大きく上昇。この2日間の上昇率は0.6%に達した。

香港市場でも同様のパターンとなっている。オフショア人民元は前日比0.16%高の6.8034元。月間ベースでは0.8%値下がり。

東亜銀行の外国為替アナリスト、ケニックス・ライ(頼春梅)氏は「27日の大幅高と28日午前の6.80元突破が急激だったことから、純粋な市場の力によるものには見えない」と指摘。中国本土と香港の債券市場接続が正式にスタートする前に、当局は元相場を支えたいのだろう」と述べた。

人民銀は28日、元の中心レートを前日の中心レートに比べて0.35%引き上げ6.8053元に設定。1日以来の大きな引き上げだった。

原題:Yuan Stamps Out Drop for June Amid Higher Fixing, Support Signs(抜粋)

Helen Sun

最終更新:6/28(水) 14:51
Bloomberg