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「ダンケルク」本ポスター公開!ノーラン監督は製作に影響を受けた11作品を発表

6/29(木) 8:00配信

映画.com

 [映画.com ニュース] 「ダークナイト」「インセプション」「インターステラー」で知られるクリストファー・ノーラン監督が初めて実話の映画化に挑んだ「ダンケルク」の本ポスターが、公開された。

「ダンケルク」予告編はこちら!

 第2次世界大戦中の1940年、フランスの港町ダンケルクが舞台。ドイツ軍に包囲された英仏連合軍の兵士40万人を救うため、イギリスの輸送船や駆逐艦、民間船までも含めた総勢900隻が動員された撤退作戦「ダンケルクの戦い」を描く。ノーラン監督とのタッグも多いトム・ハーディやキリアン・マーフィをはじめ、マーク・ライランス、ハリー・スタイルズ、ケネス・ブラナーらが共演する。

 ポスターは、ドイツ軍の攻撃を受け、砂浜にはいつくばる若き兵士の姿が大きく切り取られた大胆なデザイン。画像の右奥には空からの容赦ない攻撃にさらされたほかの兵士たちの姿や、爆煙が描かれ、40万人の兵士が置かれた危機的状況がうかがえる。ポスターに登場している新人俳優フィオン・ホワイトヘッドは、撮影の1年半前は皿洗いのアルバイトをしながらオーディションに通っていたというシンデレラボーイだ。

 また、ノーラン監督はこのほど「『ダンケルク』に影響を与えた11本の傑作映画」を発表。「皆さんは戦争映画のセレクションを期待するかもしれません。しかし、私は『ダンケルク』を生き残り(撤退)の物語としてアプローチすることを選択しました。ジェームズ・ジョーンズのエッセイ『Phony War Films』(イブニング・ポスト:1963年3月30日付、タイトルは『にせものの戦争映画』の意)を読めば、芝居がかった大仰な演出による映像で、現実世界の戦闘を見せることの危険性がすぐにわかるはずです。ジョーンズいわく『戦争が人間性を失わせる』と最初にして最高の手法で描いたのは『西部戦線異状なし』です。あの傑作をもう1度見れば、過剰な戦闘描写や恐怖の表現がよりすぐれていたとは言えなくなるはずです。私にとって、あの作品は、登場人物たちがそれぞれの運命における意義と論理を見つけ出すという、これまでの戦争映画の常とう表現に抵抗する力を示してくれるのです」と語っている。

 ノーラン監督が「ダンケルク」に影響を受けたという11本の傑作映画は、下記の通り。

・「西部戦線異状なし」(1930年) ルイス・マイルストン監督
・「恐怖の報酬(1952)」(1952年) アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督
・「エイリアン」(1979年) リドリー・スコット監督
・「スピード」(1994年) ヤン・デ・ボン監督
・「アンストッパブル」(2010年) トニー・スコット監督
・「グリード」(1925年) エリッヒ・フォン・シュトロハイム監督
・「サンライズ」(1928年) F・W・ムルナウ監督
・「ライアンの娘」(1970年) デビッド・リーン監督
・「アルジェの戦い」(1966年) ジッロ・ポンテコルボ監督
・「炎のランナー」(1981年) ヒュー・ハドソン監督
・「海外特派員」(1940年) アルフレッド・ヒッチコック監督

 「ダンケルク」は、9月9日から全国公開。

最終更新:6/29(木) 8:00
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