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確定拠出年金、財形貯蓄、投信積立……自分に合ったお金の貯め方を見つけよう

6/29(木) 6:40配信

ZUU online

◆ココがポイント!

・自分に合った貯蓄制度を見つける。
・財形制度は勤労者のための福利厚生制度でメリットに注目。
・住宅財形と年金財形は合算して元利合計550万円まで非課税に。

■貯蓄の仕方も千差万別自分に合った貯蓄制度を

貯蓄は、自分で銀行口座にお金を貯める以外にも、いろいろな方法があります。財形貯蓄などの給与天引き型の貯蓄や、自動積立定期預金、投資信託の積立など、選択肢をいくつも知っておくことが大切です。自分に合った、ストレスのないお金の貯め方を見つけましょう。

なかでも財形貯蓄は、働いている人が安心して暮らせるようにと「住宅」「年金」「一般(その他、教育費など)」の3つの目的でお金を貯めるために作られた制度です。非課税などのメリットが多く、おすすめです。

◆いろいろな貯蓄制度の種類

財形貯蓄
積立金額のイメージ:勤務先により異なる。1,000円以上から可能。
申し込み先:勤務先
概要:給与天引きの積立貯蓄。貯蓄型と保険型がある。「一般財形貯蓄」「財形住宅貯蓄」「財形年金貯蓄」の3種類。
●利子が非課税になるケースもある
▲積立終了後には何年か引き出せない期間がある場合がある

社内預金
積立金額のイメージ:勤務先により異なる。1,000円以上から可能。
申し込み先:勤務先
概要:給与天引きの積立貯蓄。厚生労働省が定めた下限(現金、金利0.5%)以上の利子がつくので、一般的な預金よりは有利な運用ができる。
●金利が高く、いつでも引き出せる
▲会社が破綻すると社内預金もなくなる

自動積立定期預金
積立金額のイメージ:5,000円以上から可能。
申し込み先:銀行など
概要:指定した普通預金口座から毎月一定額を自動に定期預金として積み立てる。
●給与が振り込まれると自動的に貯蓄される
▲途中で引き出すと金利が下がる

確定拠出年金
積立金額のイメージ:5,000円以上から可能。
申し込み先:勤務先、または証券会社など
概要:企業と個人型がある。毎月一定額ずつ、定期預金や投資信託など自分で指定した方法で運用する。
●転職先への資産移管が可能
▲支給開始年齢まで現金化できない

投資信託の積立
積立金額のイメージ:1,000円以上から可能。
申し込み先:証券会社、銀行など
概要:あらかじめ指定した投資信託を毎月一定額ずつ自動購入する。
●少額の資金から分散投資が可能
▲運用手数料がかかる

※●メリット ▲デメリット

◆知っ得!情報

財形は保険型でも非課税になる
財形は預貯金だけでなく保険でもお金を貯めることができる。保険型の場合、住宅財形が払込保険料累計550万円まで非課税に。年金財形は払込保険料累計385万円まで非課税。

■目的別に上手に利用したい勤労者のための貯蓄制度

財形貯蓄は「勤労者財産形成貯蓄」といい、「勤労者財産形成促進法」に基づいて作られた福利厚生制度です。この制度を導入している会社に勤務しているなら、パートや派遣社員といった非正規社員も制度を利用できます。

注目したいのは、住宅財形と年金財形は、合算して元利合計550万円まで非課税な点。利息の20%が課税される普通の預貯金に比べて、大きなメリットといえるでしょう。また、財形貯蓄をしている場合は、条件を満たせば低利の融資制度の利用も可能です。

財形貯蓄は貯蓄が苦手な人におすすめの方法で、頼もしい貯蓄ライフの味方です。上手に利用し、目標を目指して貯蓄しましょう。

◆3つの財形貯蓄のしくみ

目的別に3種類に分かれる財形貯蓄。ライフプランと照らし合わせて、目的別に貯蓄計画を立てよう。

一般財形貯蓄
年数:3年以上
利用目的:目的を問わない
特徴:
・一般の預貯金に比べ金利が高め。
・一部の引き出しや解約が自由。
・財形給付金制度がある場合、7年ごとに給付金が支給される。
・低利の融資が受けられる。

住宅財形貯蓄
年数:5年以上
利用目的:住宅取得のための資金
特徴:
・年金財形と合算して*元利合計550万円まで非課税。
・非課税限度額を超過すると全額課税扱いとなるので注意。
・低利の融資が受けられる。

年金財形貯蓄
年数:5年以上
利用目的:満60歳以降の年金受け取りのための資金
特徴:
・住宅財形と合算して元利合計550万円まで非課税。
・年金受け取り以外の払い出しは、過去5年間にさかのぼって利息の20%が課税され、全額払い出し・解約となる。
・低利の融資が受けられる。

◆KeyWord

元利合計
預けた元のお金と、利息を合計した金額のこと。預貯金や債券、ローンやクレジットなどの金融全般において幅広く使用される用語。関連用語に、元利継続や元利均等返済などがある。

(※本記事は『必ず知っておきたいお金の貯め方・使い方オールカラー』(2016年10月20日発行/岡崎充輝監修/西東社)より抜粋して制作しています)

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最終更新:6/29(木) 6:40
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