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大岡信さん都内で追悼 600人参列、「言葉、われわれの心に」

6/29(木) 8:11配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 4月に86歳で亡くなった三島市出身の詩人大岡信さんを送る会が28日夜、かつて教べんを執った明治大の駿河台キャンパス(東京都千代田区)で開かれた。大岡さんと親交のあった文化人や教え子、ファンら合わせて約600人が参列。詩作や評論活動など多彩な分野の功績をたたえるとともに、遺影に献花して別れを惜しんだ。

 主催した大岡信研究会の西川敏晴会長は「大岡さんの言葉はわれわれの心に残り、魂は今も輝き続けている」とあいさつ。大岡さんと60年にわたり交流のあった詩人谷川俊太郎さんや、文芸評論家の粟津則雄さんらが弔辞を述べて故人を悼んだ。谷川さんは同時代を生きた盟友を亡くした喪失感を、自作の詩に込めて語った。

 このほか女優の白石加代子さんが「サキの沼津」など、大岡さんの詩4編を朗読。作曲家でピアニストの一柳慧さんは演奏を通じ、故人をしのんだ。

 最後に大岡さんの妻かね子さんが「大岡信は大勢の方に送られて幸せだったと思う」と感謝の言葉を述べた。

 静岡県内からは川勝平太知事や三島市の豊岡武士市長らが会場に駆け付けた。

静岡新聞社