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【台湾】EVバス運営の路得宝、金門島でEVシェア

6/29(木) 11:30配信

NNA

 電動バス(EVバス)などのグリーン輸送事業を手掛ける路得宝交通は27日、離島の金門島(金門県)で電気自動車(EV)のシェアリングライドサービスに乗り出す方針を明らかにした。現地でレンタカー事業を行う冠城租車と協力し、向こう1年内に共用のEV100台を投入する。多数の観光客が訪れる同島で、観光拠点を巡る移動手段などの需要を掘り起こしたい考え。
 28日付工商時報が伝えた。路得宝交通が今回採用するEVは5ドア車のセダンで、航続距離は450キロメートル(km)。搭載するリチウムイオン電池は30分程度の充電で200kmの走行が可能。路得宝交通はEV100台の投入に先駆け、充電や蓄電システムの開発を行う能海電能科技と提携し、金門島内に充電スタンド30基を設置する。
 シェアリングサービスの実施では、金門空港から宿泊先、宿泊先から観光拠点へと移動する際の環境配慮型交通手段として、現地のホテルや民宿などにも利用を提案していく予定。利用促進のため、路得宝交通と冠城租車はスマートフォン向けアプリを開発し、EVシェアライドと宿泊を組み合わせたプランの提案も検討している。
 路得宝交通はEVシェアリングサービスの普及に当たり、金門県政府の支援を取り付けたい考え。同県の呉成典副県長は、「EVのシェアリングによってガソリン車が減るほか、駐車場不足の問題解決にもつながる」と指摘し、評価する考えを示した。その上で、計画の全容を確認し次第、県政府内に実行の可能性を検討する窓口を設置し、協力可能な分野の有無についてさらに審査していく方針を明らかにした。

最終更新:6/29(木) 11:30
NNA