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親会社は社長交代も 中日・森監督は「2年は安泰」の高評価

6/29(木) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

「球団内の潮目が変わりつつあるのは確かですが……」

 マスコミ関係者がこう言うのは26日、親会社の中日新聞社の社長に常務の大島宇一郎氏(53)が就任した一件だ。関係者が続ける。

「球団のオーナー代行を兼務する大島社長は、創業一族の『大島家』。いずれは白井文吾会長兼球団オーナー(89)からオーナー職を引き継ぐとみられる。そうなると首脳陣の人事など球団運営にも影響が及ぶ。森監督ら外様のメンバーに代わり、OBが台頭するでしょうが、当の白井オーナーはまだまだ元気で当分、第一線を退くことはない。11年を最後に遠ざかるリーグ優勝を果たしたいと強く思っていますから」

「後ろ盾」が健在なら森監督にとっては追い風だ。前年最下位だった中日は現在4位をキープ。27日の阪神戦(浜松)で凱旋勝利を挙げた高卒4年目の鈴木(22)がプロ初勝利を含め4勝をマークし、高卒2年目の小笠原(19)も先発ローテの一角を担う。野手はドラフト2位新人の京田(日大)が遊撃に定着しそうで、先日は白井オーナーが「よくやっている。去年と全く違う。若手が期待できる」と評価した。

■若手台頭、助っ人活躍

 森監督は「GM」としても手腕を発揮している。助っ人の成功が最たる例だ。27日、リーグトップを独走する21本塁打を放ったゲレーロをはじめ、今は米国の市民権手続きが難航しているビシエドも4番の働きを見せている。投手では格安助っ人のバルデス(4勝4敗、防御率2.14=4720万円)、ジョーダン(4勝2敗、2.50=3000万円)が活躍。いずれも森監督が“目利き”をした選手で、ほとんど外れがない。

「スカウトに関しても、落合GMが退任してから球団内の風通しが良くなったと評判。今秋のドラ1候補は中日のお膝元・浜松にあるヤマハの右腕・鈴木をマークしつつ、早実の清宮も親会社を中心に『野手で毎試合に出られるし、集客が期待できる』と評価されている。プロ入りを表明した場合は柔軟に動くでしょう。森監督の契約は2~3年で1年ごとに内容が見直されると聞いているが、若手の成長などチームが優勝を狙えるレベルに達するには時間が必要。もう一度優勝が見たいと願う白井オーナーがいる間は、しばらく指揮を執り続けるのではないか」

 とは、前出の関係者だ。

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