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添加物研究者が解説 命が縮む「酒とつまみ」の食べ合わせ

6/29(木) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

「うなぎと梅干し」「天ぷらとスイカ」などは、昔から食べ合わせが悪いといわれるが、実は酒を飲むときにも“つまみ”にしてはいけない食品があるという。市販のソーセージ、かまぼこ、漬物……これらすべてがNGなんだとか。一体、どういうことなのか。

 添加物の研究歴40年で、「長生きしたければ、原材料表示を確認しなさい!」の著者、小薮浩二郎氏が言う。

「共通するのはすべて加工食品で、製造過程で添加物が入っているということです。添加物とアルコールの組み合わせは、動物実験できちんと研究されていない。特にソーセージなど“脂溶性”の添加物を含んだ食品はアルコールと一緒に摂取すると、食道などの粘膜からしみ込んで、体内に吸収されて血液に回る。アルコールは、水にも脂にも溶けますからね。この組み合わせで摂取を続ければ、食道がんのリスクも高まるでしょう」

■購入時に確認を

 気を付けるには、食品の原材料表示をチェックする必要がある。脂溶性の添加物とは、どんなものがあるのか。

「代表的なのは『ソルビン酸』。カビや細菌の発生を抑える効果があります。ハムやソーセージ、かまぼこなど食肉・魚肉の練り製品に使われている。他には、パンやチーズなどにも入っていますね。人工甘味料の『サッカリン』も要注意。主にたくあんや魚介の缶詰製品などに入っています。また、醤油やマーガリン、キャビアに含まれる『安息香酸、安息香酸ナトリウム』。これは防腐剤としての役割を担っています。購入時に確認しましょう」(小薮浩二郎氏)

 これらの添加物が入っている酒のつまみは避けた方がいいというが、最も注意すべきは「ビタミンC」というから、ビックリだ。

「ビタミンCは基本的に水溶性ですが、一部のビタミンCには脂に溶けるものがあり、アルコールとの組み合わせにリスクをはらみます。酸化防止剤としての役割を持つ、天然ではない添加物のビタミンCがある。ところが、原材料表示には『VC』としか書かれていない。だから脂溶性かどうか消費者が調べることができません。それが問題で、アルコール摂取時に、どの食品、加工品を避ければいいか、見抜くことができないのです」(小薮浩二郎氏)

 そろそろビールがうまい季節だが、つまみにも気を配りたい。