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神戸・栄町通の古着店「タナゴコロータス」が店舗拡大 若手デザイナーが経営 /兵庫

6/29(木) 11:09配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 神戸・栄町通の雑居ビル4階にある「明日ヲ考エル古着屋 タナゴコロータス Tanagocolotus」(神戸市中央区栄町通2、TEL 078-381-7083)が6月24日、リニューアルオープンした。(神戸経済新聞)

神戸の夜景をモチーフにしたオリジナルブランド作品

 生まれも育ちも神戸の店主・中村善幸さんは、オリジナルブランド「N'enuphar(ネニュファール)」のデザイナーやアート活動など、ジャンルレスで活動。2015年夏には、「世界一の美少女」といわれている露キッズモデルのクリスティーナ・ピメノヴァ(Kristina Pimenova)さんが「VOGUE×キッズ時計」で着用する衣装も手掛けた。

 今年3月15日で4周年を迎えた同店。かねてオリジナルブランドと独自で買い付けたヨーロッパのビンテージ古着など約3000アイテムをディスプレーする空間として、それぞれの世界観を作り込みたいと考えていた中村さん。今回の改装で隣接する空きテナントの壁を抜き、53平方メートルだった店舗面積を95平方メートルに拡大し、2つの空間を新設した。

 これまでの店舗部分がフランスの劇場をテーマにした世界観を作っていたのに対して、新設した手前の空間は「劇場の裏舞台」を表現。ハリウッドミラーやソファを置き、ラックに並ぶ商品が衣装に見えるような空間を演出した。一番奥にある美術館のような空間はオリジナルブランドをディスプレー。これまで提案してきたブランドイメージに合うグレーを基調とし、コンクリートやタイルが並ぶスタイリッシュな空間に仕上げた。プロジェクターも完備し、各シーズンのコレクションを撮影したイメージショートムービーを投影する。

 オリジナルブランドの2017年春夏コレクションのテーマは「記憶」。園子温監督の映画「ひそひそ星」からインスピレーションを受けた作品となっており、デザインの中で神戸の夜景や神戸港震災メモリアルパークで撮影した写真が「神戸の記憶(記録)」として表現されている。

 中村さんは「当初はフランスを中心にビンテージ古着の買い付けを行っていたが、現在はイギリス、ベルギー、オーストリアなどヨーロッパ全土を回るようになった」と話す。「オリジナルブランドについては、来シーズンより東京でコレクション発表し、セレクトショップでの展開を予定している。より大きく神戸から全国に発信していきたい」とも。

 営業時間は12時~21時。

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