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巨人・豊田コーチ“戦友”の早すぎる死を悼む「オフに会おうと約束したのに」

6/29(木) 16:15配信

東スポWeb

 巨人・豊田清二軍投手コーチ(46)が“戦友”の早すぎる死を悼んだ。西武・森慎二投手コーチの急死の第一報を受けたのは28日夜、西武時代の監督である本紙専属評論家・伊原春樹氏からの電話だった。床に就こうと思っていた矢先に飛び込んできた訃報に「信じられなかった」。

 1993年入団の豊田コーチは、97年から巨人へ移籍する2005年まで森さんと同じ釜の飯を食べた。00年まで先発がメーンだったが、01年から本格的に守護神へと転向したのは前年まで抑えをしていた森さんの不振がキッカケ。同年の森さんは28試合で5勝4敗1セーブ、防御率3・91と振るわなかったが、02年にセットアッパーとして完全復活し、相乗効果で豊田コーチは球界を代表する抑えとなった。

「こっちも抑えとして必死だったし、前(のイニング)で慎二がいい投球をしたら『もっといい投球をしなきゃいけない』と気合が入った。結果として02年は彼が最優秀中継ぎ投手、僕が最優秀救援投手になってチームも優勝した。いい成績を残せた(両者とも同タイトルを2年連続で受賞)のは、前で彼がしっかりと抑えて、バタバタすることなく、回の頭からいけたおかげ」

 昨オフ、知人を介して数年ぶりに食事をともにした。「お互いに今は同じような立場だし、積もる話もあって」。下戸の豊田コーチにしては珍しく夜ふけまで語り合ったという。別れ際に森さんと交わした言葉は「来年のオフも、こうして会おう」。残念ながら、その約束が果たされることはなくなってしまった。

最終更新:6/29(木) 16:15
東スポWeb

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