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猪木氏 IGF“お家騒動”を笑い飛ばす「いい人間修行」

6/29(木) 16:46配信

東スポWeb

 アントニオ猪木氏(74=参議院議員)が28日、自らが立ち上げたプロレス団体「IGF」との間で発生している泥沼の“お家騒動”を笑い飛ばした。新格闘技イベント「ISM」の旗揚げ戦(7月24日、東京・後楽園ホール)を控える猪木氏は都内で練習を公開。その後、IGFとのお家騒動について重い口を開くと、意外な言葉が飛び出した。

「いいんじゃないですか? 何があっても、こっちは痛くもかゆくもない。いい人間修行だと思ってさ」。世間を巻き込むほどに発展した“お家騒動”について問われると猪木氏は「オレも経験がいっぱいあるから。こういうふうにもなるじゃん」と話しつつ笑顔すら見せた。

 IGFとの騒動は泥沼化の一途をたどるかと思われた。27日にはIGFが会見を開き、マネジメントを行う猪木夫人に支払った約4250万円を「不当利得」として返還請求していることを発表。その他にも猪木氏の収支報告に不明確な部分がある可能性を指摘していた。

 それを笑い飛ばしたのだから、まさかの反応といえる。猪木氏は「(自分は)公人だから」と議員としての立場を強調した上で「世の中には、予測のつかないヤツらがいっぱいいるからさ…。理屈じゃないからしょうがない」と語った。さらにIGFのフロント陣に対しては「まあ極論を言うと、ケンカするつもりはない」としながら「売られたケンカなんて買いたくないんだ。おかしいでしょ、やってることが。何のプロレスの発展にもならない」と苦言を呈した。

 また、IGFに所属する選手に対してメッセージを求められると「まずは“第一段階”が終わってからじゃないと。人間の生き方って“礼”を欠いたらもう終わりですよ。あいつら俺に“礼”を欠いて…。今後、プロレス業界がどう変わっていくかは分からない。いろいろ考えている人もいるから」と意味深な言葉を口にした。

 この日、猪木氏は宮戸優光氏(54)が主宰する「UWFスネークピットジャパン」(東京・高円寺)で、宮戸氏や鈴木秀樹(37)を相手にアキレス腱固めの“試運転”を行った。ISMの旗揚げ戦で猪木氏は、藤原喜明組長(68)とともに来場した希望者の中から数人にアキレス腱固めをかける企画を実施するが、この日はそれに向けた“準備運転”でもあった。

 しかし練習を始めると闘魂に火がついたのか、猪木氏の動きは一気に熱を帯びていった。ジムの練習生らに指導を始めると、アキレス腱固めの極意を伝授して大粒の汗を流した。体が温まったところで猪木氏はスパーリング相手に鈴木を指名。

「オレは現役(選手)にはやらねえんだ」と言いつつも一瞬で足をからめ捕ってからアキレス腱固め、さらにはスリーパーホールドでタップさせるなど“燃える闘魂”の健在ぶりを見せつけた。果たして今回の騒動にはどんな形で決着をつけるのか――。

最終更新:6/29(木) 16:46
東スポWeb