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【大相撲名古屋場所】白鵬のヤル気引き出す愛妻浴衣

6/29(木) 16:46配信

東スポWeb

 大相撲名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)でV39を目指す横綱白鵬(32=宮城野)が28日、名古屋市内の部屋宿舎で本格的に始動した。今場所は優勝のみならず、歴代最多となる通算1047勝(あと11勝)の記録更新がかかるとあって意欲十分だ。一方で、白鵬は今回の名古屋場所に合わせて浴衣を新調。紗代子夫人が初めてデザインした家族愛あふれる浴衣を身にまとうことも、大きなモチベーションになりそうだ。

 この日の稽古で白鵬は名古屋入りしてから初めて相撲を取り、幕内石浦(27)らを相手に14勝1敗と貫禄を示した。稽古後は「今日は良かったね。今日より明日、明日よりあさって。まだ無理をせずにね」と気持ち良さそうに汗を拭った。

 5月の夏場所では全勝で1年ぶりに賜杯を奪回し、完全復活を印象づけた。連覇を果たせば、かねて目標に掲げている優勝40回の大台に王手がかかる。

 さらに、今場所は魁皇(現浅香山親方)が打ち立てた史上最多の通算1047勝の記録更新がかかる。先場所で見せたような本来の力さえ発揮できれば、今場所中に記録を塗り替える可能性が極めて高い。白鵬自身も「39回目の優勝を目指せば、自然と1047という通算勝ち星が見えてくる」と意欲十分。賜杯とのダブル達成を視野に入れている。

 土俵外でも大横綱の気持ちが奮い立つ材料がある。関取衆は毎年、名古屋場所の時期に合わせて浴衣を新調するのが通例。新しく出来上がった浴衣は付け人や後援者など関係者に配られるほか、関取自身も取組を終えると袖を通して場所を後にする。色も図柄も異なる個性豊かな浴衣を着て関取衆が涼しげに引き揚げていく光景は、真夏の名古屋場所の「風物詩」としても知られている。

 白鵬も年ごとに、さまざまな浴衣を身にまとってきた。2年前には金色のド派手な浴衣で周囲の度肝を抜いたこともあるほどだ。

 そんな大横綱にとっても、今回は「超」がつくほど特別。紗代子夫人が白鵬のために、初めて浴衣の図柄の製作に携わったからだ。

 白鵬のしこ名に由来する伝説上の鳥「鵬」と横綱の綱が描かれ、さりげなく4人の子供たちのイニシャルも入っている独創的なデザイン。紗代子夫人の家族愛が詰まった逸品となっている。

 愛妻オリジナルの浴衣を着れば、大横綱のモチベーションはいやが上にも高まることは間違いない。もちろん、大記録と2連覇を同時に達成したあかつきには、家族全員で喜びを分かち合うことになりそうだ。

最終更新:6/29(木) 16:46
東スポWeb