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日経平均は反発、米株高を好感 終値では7営業日ぶりの高値水準

6/29(木) 15:42配信

ロイター

[東京 29日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、反発。終値では6月20日以来7営業日ぶりの高値水準で引けた。ドル/円<JPY=>は112円台前半と水準に大きな変化はなかったが、前日の米株が上昇し買い戻しが先行、寄り付き直後に一時130円超高となった。ただ、買い一巡後は伸び悩みが続き、日中の値幅は約69円だった。TOPIXは堅調な金融株などが押し上げ要因となり、2015年8月19日以来の高値で引けた。

セクター別では、鉄鋼が上昇率のトップ。その他製品、証券がこれに続いた。半面、ゴム、繊維、鉱業が軟調。

きょうは国内の株主総会集中日で、株主提案を賛成多数で可決した黒田電気<7517.T>が買われるなど、総会に絡んだ個別の値動きが見られた。アノマリー的には株主総会まで株価は高いとされている。

市場からは「6月末は海外年金ファンドの中間期末ということもあり、お化粧買いが入りやすい。株主総会やファンドの決算などに絡んだ特殊な需給要因が剥げる7月上旬は調整することが多い」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鮎貝正弘氏)との声が聞かれた。

個別銘柄では、ソニー<6758.T>が反発し、2008年8月以来約8年10カ月ぶりの高値水準を付けた。29日付の日本経済新聞朝刊は、ソニーが29年ぶりに国内でアナログレコードの自社生産を再開すると報じた。音楽配信やCDにレコードを加えることで音楽販売の増加につなげるという。業績改善への貢献期待で買い注文が入った。

半面、ニトリホールディングス<9843.T>が大幅続落。6%以上下落し、東証1部の値下がり率トップだった。同社は28日、2017年3―5月期の連結営業利益が前年同期比5.6%減になったと発表した。売上高は同7.6%増。営業利益率が悪化したことを嫌気し売られた。新規出店の積極化によるコスト増に加え、決済レートが前年同期に比べて円安だったことも減益要因となった。

東証1部騰落数は、値上がり1513銘柄に対し、値下がりが398銘柄、変わらずが110銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      20220.3 +89.89

寄り付き    20260.87

安値/高値   20197.38─20266.59

TOPIX<.TOPX>

終値       1624.07 +9.70

寄り付き     1626.37

安値/高値    1620.7─1627.54

東証出来高(万株) 195041

東証売買代金(億円) 24419.93

(辻茉莉花)

最終更新:7/17(月) 22:25
ロイター