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英中銀、利上げ真剣に検討すべき─ハルデーン理事=BBC

6/29(木) 19:13配信

ロイター

[ロンドン 29日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のハルデーン理事は29日、現在の金利水準に満足しているが、インフレを抑制するため、英中銀は利上げを「真剣に検討」する必要があるとの見解を示した。BBCに対し語った。

「生活費の上昇を抑制するために利上げの可能性を真剣に検討する必要がある」と指摘。「今のところ、われわれは現行の金利水準に満足しているが、今後の情勢を注視しなければならない」と述べた。

ハルデーン理事は前週、年内に利上げを支持する公算が大きいとの認識を示している。

英国ではインフレ率が2.9%に上昇しており、今月上旬の総選挙を受けた政治的な不透明感に加え、消費者への圧迫が強まっている。一方で、労働者の賃金はインフレに追いついていない状況だ。

ハルデーン理事は、賃金の伸び悩みを引き起こしている大きな要因の1つは生産性の伸びが低迷していることだと指摘した。企業の中で「革新性が高い」のはわずか1─5%だとし、「生産性と賃金の低迷の根本的原因は革新性の低い企業だ」と述べた。

ハルデーン理事はこの日、ガーディアン紙とのインタビューでも、政策金利はインフレが高止まりするリスクを最小化するよう設定する必要があるとの考えを示した。

また、インフレ率の高止まりについて、中銀のインフレ目標である2.0%を上回ることに加え、貧困層に痛手となることが懸念の理由だと語った。

*内容を追加して再送します。

最終更新:6/30(金) 9:02
ロイター