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【ラジオNIKKEI賞】5年ぶり平地重賞騎乗の難波、マイブルーヘブンで金星狙う!

6/30(金) 6:04配信

スポーツ報知

◆第66回ラジオNIKKEI賞・G3(7月2日・芝1800メートル、福島競馬場)

 ラジオNIKKEI賞(7月2日、福島)にマイブルーヘブンで挑む難波剛健騎手(34)は平地での重賞騎乗は5年ぶり。現在の主戦場の障害では重賞2勝の“障害の名手”は栗東トレセン屈指の“将棋の名手”でもある。デビュー29連勝中の史上最年少プロ棋士・藤井聡太四段(14)ばりの読みで平地重賞初勝利をつかみ、波乱を演出するか。

 久々のチャンスに難波の声がはずんだ。「目立つことができれば、『アイツは(斤量が)軽いのが乗れる』と思ってもらえる。気合が入ります」。12年マーメイドS(マイネエポナ=9着)以来、自身5年ぶりとなる平地重賞で猛アピールを誓う。

 障害騎手には珍しく、減量で苦労したことがない。騎乗依頼は月曜のハンデ発表直後に受けた。「51キロで北村宏騎手が乗れないということで。僕は普段も49から50キロですから『メシ食っても大丈夫です』と」。29日は栗東・CWコースでの追い切りに騎乗。併走馬のヴァージャー(3歳未勝利)に遅れたが、「相手が走りすぎただけで動き自体は良かった」と初コンビへ上々の感触をつかんだ。

 趣味は将棋。定跡本を読みふけり、オンライン対局ができるアプリで日々、腕を磨く。「得意戦法は中飛車。少し前に(アプリ内で)初段になりました」とトレセンでも屈指の腕前を誇る。将棋仲間では藤井聡太四段の話題で持ちきり。「刺激を受けますし、(将棋は)競馬に役立つ部分もあります」と本業への好影響も感じている。

 けがや元所属厩舎の解散などもあって、2年目(02年)の353鞍を最高に年々騎乗数が減少。「騎手を辞めたくない」と2011年ごろから障害に主戦場を移した苦労人は「エンジンのかかりが遅いので、ブレーキをかけずスムーズに運べば、ジリジリと伸びてくれるはず」とレースをイメージ。藤井四段が30連勝に挑む日曜の対局中に行われる重賞で、初タイトルをつかむか。(吉村 達)

 ◆難波 剛健(なんば・よしやす)1982年11月1日、岡山県生まれ。34歳。2001年3月に栗東・高橋成忠厩舎からデビューし、同年4月22日に初勝利。1年目に11勝を挙げ、関西放送記者クラブ賞(新人騎手賞)を受賞した。08年8月からフリーに。JRA通算89勝(うち障害32勝)。重賞は14年東京ハイジャンプ、15年阪神スプリングジャンプ(ともにサンレイデューク)の2勝で重賞成績は障害の【21430】に対し、平地は【00027】。158センチ、47キロ。血液型B。

最終更新:6/30(金) 6:04
スポーツ報知

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