ここから本文です

涌谷、宮城県内初の女性監督「奈央先生に1勝を届ける」

6/30(金) 6:04配信

スポーツ報知

 第99回全国高校野球選手権(8月7日開幕、甲子園)の宮城大会(7月14日開幕、Koboパーク宮城ほか)の組み合わせ抽選会が29日、行われた。涌谷が、4月に就任した県内初の女性監督である阿部奈央監督(25)に、公式戦初勝利を届けると宣言した。

 春は届けられなかった白星を、今度こそ届ける。最後から2番目にくじを引き、初戦の2回戦(16日)に仙台高専名取との対戦が決まった涌谷・大森優輝主将(3年)は「自分たちのプレーをやれば戦えると思う。(監督に)1勝を届けられるように頑張る」と力強く語った。阿部監督は石巻高で2年時まで、男子部員と一緒に練習した経歴の持ち主。昨夏は部長として初戦突破を支え、4月に硬式で県内初の女性監督となった。今春は東部地区予選で連敗。まだ果たしていない公式戦1勝を目指す。

 “新体制”で臨む。今春まで主将は榊田千大捕手(3年)だったが、投球練習で球を受けたりするとチーム全体を見ることが困難なため、左翼手の大森現主将と交代した。練習では「当たり前のことを当たり前にやる」(大森主将)と徹底。バント練習も5分程度だった時間を多いときは約30分まで増やし、目線をずらさないなど細かい部分まで意識して成功率を上げた。

 「一人一人の能力は高いと私は思っている。その部分を出せればいい」と阿部監督。練習中は厳しい言葉をかけることもあるが、普段は選手たちと学校の話や“恋バナ”などを気さくにして「監督というよりは選手に近い感覚で接している」(榊田)。部長のときと同じく「奈央先生」と呼んで絆を深めてきた選手たちは、「奈央先生に1勝を」を合言葉に、まずは初戦に全力を注ぐ。(有吉 広紀)

最終更新:6/30(金) 12:06
スポーツ報知

スポーツナビ 野球情報

MLB 日本人選手出場試合7/25(火) 9:45