ここから本文です

【中日】大野、6回零封で2勝目!内角直球で攻めた“教材”は19歳左腕

6/29(木) 23:56配信

スポーツ報知

◆中日2―0阪神(29日・ナゴヤドーム)

 中日・大野雄大投手(28)が6回2安打無失点で今季2勝目。チームを今季2度目の同一カード3連勝に導いた。本拠地で今季6度目の先発で初白星を挙げた開幕投手は、お立ち台でファンに「遅くなってすいませんでした!」と笑顔で謝罪した。

 ―ナゴヤドームで今季初勝利。

 「きょうは(今季1勝目を挙げて号泣した7日のロッテ戦のように)泣きませんけど、遅くなってすいませんでした!」

 ―ファンの声援を感じたか。

 「頑張れ、という言葉がこんなに勇気をもらえるものなのかと思っています。ファンへ感謝の気持ちで一球一球投げています」

 ―試合を作った。

 「全然満足できない。最近、中継ぎ陣が多く投げているのに、(6回で)正直いっぱいいっぱい。勝たないといけない試合なので、壊す前に後ろに任せました。完投したいと思って投げています。次は最後まで投げたい」

 ―今季2度目の同一カード3連勝。

 「チームはすごくいい雰囲気。僕で負ける訳にいかないと思って、必死コイて投げました」

 ―正直いっぱいいっぱい。

 「久々(中14日)の試合。初回から全力でいこうと思いました。その結果が6回112球。(続投して)迷惑が懸けられない状況だと、自分の中でトータル的に判断しました。(ベンチに戻って)『いっぱいいっぱいです』と言いました。中継ぎの負担も増えてますし、本来は7、8回まで投げないといけない。小笠原とか若い投手が出てきて、(24日の巨人戦=9回途中2失点=のように)完封するかどうかの投球をしている。6回で降りるのは情けない」

 ―初回の3者凡退は13球のうち12球で直球を選択するなど、内角の直球を武器に阪神打線を料理した。

 「今季は右打者の内角に投げ切れず、やられている。(球審に)ボールと言われてもミヤビさん(松井雅)が何球もサインを出してくれた。結果2安打。これが軸だな、と。岩瀬さんにも『きょうは投球の意図が見えた』と言ってもらいました。きょうは落としたり曲げたりという勝負球は少なかった。前回(14日)の日本ハム戦で(かわす投球で6回に)5連打で3点を失った反省を生かせました」

 ―2回は内角の直球を球審に取ってもらえず苦しんだがゼロに抑えた。

 「点を取ってもらった直後。あそこをゼロで乗り越えたのは大きいと思います」

 ―3回1死二塁で上本にカウント2―2から8球連続ファウルで粘られながら、空振り三振に仕留めた。

 「最後、いい形でアウトを取れたから良かったかな。粘られても苦しくなかった。どこに投げてもファウルされましたが『しんどいな』じゃなくて『どうしようかな』という感じ。ミヤビさんが(10球目に)内角のスライダーを出してくれたから、最後は外に(フォークを)落として打ち取れた。あそこでスライダーを投げてなかったら(最後も)ファウルになっていたでしょうから」

 ―バルデスも小笠原も内角を突いて勝ち星につなげている。

 「見ていて『これが左投手の抑え方やな』と思いました。(19歳の後輩から学ぶこともあるのか?)メチャメチャありますよ。(大胆な)発言を聞いていてもスゴい。負けてられないなと思います」

最終更新:7/5(水) 8:25
スポーツ報知