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“吹き替え黄金期”ささきいさお、玄田哲章、安原義人らが明かす裏話

6/30(金) 22:05配信

オリコン

 声優のささきいさお、山路和弘、安原義人、玄田哲章、江原正士、磯部勉が6月30日、都内で行われた洋画専門CS放送ザ・シネマのオリジナル番組『ふきカエ ゴールデン・エイジ』(8月13日 後6:15~)の取材会に出席。シルベスター・スタローンらハリウッドスターたちの吹き替えで知られるささきたちが、アフレコの裏話などを披露した。

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 同番組は、『エクスペンダブルズ』シリーズ3作の放送にあわせて制作され、テレビ洋画劇場で多くの映画ファンの心を掴み、以来第一線で活躍し続けている“吹き替え黄金期”の声優陣が集結。昔の思い出を振り返りながら、マル秘エピソードなどを語っている。

 『エクスペンダブルズ』シリーズではささきがスタローン、山路はジェイソン・ステイサム、安原はミッキー・ローク、玄田はアーノルド・シュワルツェネッガー、江原はウェズリー・スナイプス、磯部はメル・ギブソンの吹き替えを担当している。

 ささきは「スタローンの声をやって、もう30年くらい経つのかな」と懐かしみ、「『ランボー』『ロッキー』のころは2枚目っぽい声にしていたけれど、最近はスタローンがクセのある芝居をするようになったので、それに合わせないと感じが出ないのかなと思って、一時期はあざとくなりすぎたりもした。今は戻しているけれど、声だけは低くないと合わないんです。2、3日前から低い声にしようとお酒を飲んで、騒いだりして喉を荒らしています」と明かした。

 「この仕事があまり好きじゃなかったけれど、ここのところ好きになってきた」とぶっちゃけた安原は、その理由について「いい脚本が集まりはじめたから。本が良くなると、私たちも声をあてていて楽しい」と話し、「この仕事を面白くするには、翻訳家がもっと注目されて水準をあげるべき」と提案した。

 玄田は「普段これだけのメンバーで集まることはないので新鮮です」と喜び、進行役の江原も「“男祭り”に参加できてよかった」と笑顔。吹き替えならではの魅力を聞かれ、山路は「今は忙しい映画が多くなって、字幕でやっていたら追いきれない。今だから余計に吹き替えは必要なのかな」と語り、磯部も「日本人独特の楽しさを味わってもらえると思う」と話した。

 第一線で活躍してきた声優陣が一同に会しただけあって、飛び出す言葉は説得力のあるものばかり。番組で進行役を務めた江原を「自慢話が多い」とイジって笑い合うなど、仲の良さが印象的だった。

最終更新:6/30(金) 22:11
オリコン