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「ガンと生きる」主人が突然ガンになった。

6/29(木) 22:00配信

STORYS.JP

--- Yahoo!ニュース・ライフカテゴリに配信するメディアが多数ある中で、私たちのメディアからは、世の人々の暮らしをリアルに紐解くために、一個人の人生にスポットを当てて記事をお届けしたい。---

ガンを患っておられる方は日本に沢山いる。
国立がん研究センターが2016年に公表した最新のデータによると、2012年にガンと診断された人は865,238人。
多くの人がガンを患っている。そして、その人たちは元々ガンを患っていなかった人だ。
突如降ってくるこの病に、私たちは何ができるのだろう。

今日ご紹介するのは、ご主人がガンを患った女性の手記だ。
突如医師の診断を受けたご夫婦は「ガンってそもそも何なの?」という所から始まった。

“ガンって何?

主人に突然ガンの告知。
ガンって怖い病気で、死ぬかもしれないとは聞いた事がある、でも主人の様子はいつもと変わらず、元気そう。この人は病気なん?
頭の中が混乱して、何がなんだか分からない。

どーすれば良いの!? 頭の中は困惑状態。前立腺ガン。
医者の方からガンがどのくらい広がっているか、結果が出たので診察に来てくれと電話があり、気の重い状態で病院へ向かった。
ほとんど私達の間で会話はなかった。何を言われるか怖かったのもあり、二人共とても緊張していたのを覚えている。
結果は、前立腺のほとんどにガンが広がっていた。

医者から提示された選択肢は、前立腺をとってしまうか、放射線でガンを消滅させるか。

でも、放射線で100%全てのガンが消滅するとは限らないと言われ、手術をして取っても、もうすでに外にガンが飛び出て広がっている恐れもあると言われ、「よく考えてくるように」と医者から手術の説明と放射線治療の説明を受けた。

調べた。人にも聞いたけれど、癌ガンになった人を知っている友達がいない。誰もどの選択が正しいのか分からない。そして、そんな重要な事、誰もこっちの選択が良いいんじゃない? なんて言わない。

答えは無い。”

医師から提示された選択を前に、悩んだご夫婦は切除を選んだ。

“手術は大成功に終わったものの、尿が漏れるという、凄く大きな問題が残ってしまい、それが主人にとって,最大のストレスに繋がったのです。それじゃあなんとかしなきゃと思い、食習慣を変えてみました。フレッシュジュースを毎日作って飲ませました。お酒ももちろんやめて。 ”

医者ではないが、ご主人の一番近くにいた彼女。
少しでも体に優しい食習慣をと、試行錯誤を続けた。今思えば楽しみが少なかったのかなと振り返る。

すべてが初めて。徐々に体が弱っていくご主人を前に、不安だった。「何が正解なのか」それでもご主人の体を想い続けた。
 
 

“7年癌と生きた後、主人は他界しました

残されたのは私。娘14歳。息子9歳。
ただただ泣いてるだけじゃだめ。「子供がいるからしっかりしなきゃ! 私が頑張らねば!」
この言葉を常に念頭に置いて、シングルマザーの生活が始まりました。
立ち止まってたって、なんにも始まらない。泣いても一日。笑っても一日なら元気を出した方が良い。”

━━ 「癌と生きる。|STORYS.JP」から引用、一部編集。

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この記事は、ガンに対する対処法を説明する記事では一切ない。
多くの人がガンを患っていて、試行錯誤しながら、希望の灯をともし今日も明日へと向かっている。その事実を伝えるために、ご紹介させていただいた。

今日を懸命に生きる人たちの顔に、少しでも多くの笑みがこぼれるといい。

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最終更新:6/29(木) 22:00
STORYS.JP