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【映像】中国潜入活動員を釈放 イヴァンカ・ブランド靴工場

6/29(木) 12:40配信

AP通信

江西省カン州市、中国、6月28日 (AP)― イヴァンカ・トランプさんのブランドなどの靴を製造する中国江西省の工場に潜入して、労働実態を調査していた米国監視団体の活動員が28日、中国当局によるひと月におよぶ拘束の末釈放された。

ニューヨークを拠点に活動する人権団体「中国労工観察」は、イヴァンカ・ブランドなどを製造する世界最大の靴メーカー「華堅集団」が運営する工場で恒常化している低賃金、長時間労働、パワハラ、さらには学生の違法就労などの労働実態を公表する準備を進めていた。

華堅集団は人権団体の指摘を否定し、イヴァンカ・ブランドの靴の製造は3月に中止されたことを明らかにした。

「中国労工観察」の李強事務局長は、「カン州市の工場はわれわれが知る限りここ20年で最悪の工場です。1日最長18時間の長時間労働、上司のパワハラに加えて賃金不払いが恒常化している」と指摘。パワハラは時に体罰に変わることもあるという。

さらに、労働者は額面を水増した給与明細に署名を強要される。李強事務局長によれば、平均給与は実際の賃金より15000円近く低いことになり、時給は100円程度で、明らかに最低賃金の規定違反だという。

AP通信が取材した複数の現役と元華堅集団従業員も、李事務局長の指摘を認めている。さらに、体罰は日常的に行われており、怒った上司にハイヒールのヒールで叩かれ、血を流した従業員を目撃したことがあると工場の実情を語った。

イヴァンカさんは政権入りした際に同ブランドの経営から手を引いたが、経営権は放棄しておらず、この問題に対してコメントはしなかった。

(日本語翻訳 アフロ)

最終更新:6/29(木) 13:38
AP通信