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日本人は恵まれている。「英語は必ず話せる」とパックンが語る理由

6/29(木) 6:01配信

ホウドウキョク

日本人が世界に通用するために、学ぶべきは英語よりもコミュニケーション。

「そうは言っても、英語力も鍛えたい」というのは、多くの日本人ビジネスパーソンが考えているところだ。

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英語教育に関する著書なども多数あるアメリカ出身のお笑いタレント・パックンに話を聞いた。

英語は同じものを指す複数の言い方がある

――外国人が日本語を勉強するのと、日本人が英語を勉強するのでは、どちらのほうが大変ですか?

それは英語です。ゼロから英語を勉強するとしたら難しすぎる。スペルもわけわかんないし。同じ音が同じスペルとは限らないじゃないですか。不規則動詞もいっぱいあるし、不規則な文法もいっぱいある。

“go home”って言う英語があるのに“go to the hospital”って言うでしょ。勉強する人には、かわいそうだなって思うんですよ。しかも、イギリスだったら「to the」が抜けて、“go hospital”になる。

他にも“down at the park”がアメリカ英語で、”down the park”がイギリス英語。例外だらけです。

使っている語彙は英語のほうが多いんですよね。なぜなら、「フランス語圏の英語」と「ギリシャの英語」、「ドイツの英語」、同じ意味の英語がいっぱいあるんですよ。

「beef・pork」と「cow・pig」。日本語だったら「牛肉・豚肉」と「牛・豚」ですよね。なんでわざわざ2つの言い方があるのか知っていますか?

「cow」や「pig」は、もともとイギリスにあったドイツ系の英語なんですよ。一方、「beef」と「pork」はフランス語系の英語なんです。

貴族はフランス語を話しているんですね。貴族が接する「豚」はもう調理されたあとです。庶民で英語を話している人が触れ合う「豚」は家畜です。だから言葉が違う。

同じものを指す複数の言い方があるが、全部覚えなきゃ、英語をマスターしたとは言えない。それはめんどくさいです。

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最終更新:6/29(木) 6:01
ホウドウキョク