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70歳以上のATM振り込み 制限へ 特殊詐欺防止で十八銀行

6/29(木) 10:21配信

長崎新聞

 還付金詐欺や振り込め詐欺など特殊詐欺の被害を防ぐため、十八銀行(長崎市)は8月1日から、70歳以上の高齢者の一部が現金自動預払機(ATM)で振り込む場合に利用制限を設ける。県内の銀行では初の試み。県警も有効な対策として期待する。

 同行によると、利用制限の対象は、過去3年間、同行の通帳やキャッシュカードを使ってATMから振り込みをしていない70歳以上。対象者が同行のATMで振り込もうとすると、自動的に利用を停止し、店舗窓口への問い合わせを促すメッセージを表示する。利用制限は顧客の利便性を損なう可能性もあるが、同行は「顧客の大切な資産を守るため理解してもらいたい」と意義を強調する。

 ATMによる振り込みの利用制限は全国的に広がっており、県警も県内の金融機関に対応を要請していた。銀行以外では長崎三菱信用組合(長崎市)が今月から、過去3年間キャッシュカードで振り込みをしていない70歳以上を対象に限度額を千円に設定している。

 県警生活安全企画課の江口麿貴一管理官は「水際で送金を防ぐ有効な対策。他にも導入を前向きに検討している金融機関があり、対策がさらに広がってほしい」と話した。

長崎新聞社

最終更新:6/29(木) 10:21
長崎新聞