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原燃、3年連続増収 増益は4年ぶり/16年度決算

6/29(木) 11:01配信

デーリー東北新聞社

 日本原燃は28日、2016年度決算を発表した。売上高は、新規制基準への対応を踏まえた電力会社からの料金増加などにより前年度比133億1800万円増の3087億6700万円、純利益は71億1700万円増の72億4500万円となった。増収は3年連続、増益は4年ぶり。

 支払いに当たる売上原価は、使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)で設備点検などの修繕費が増え、66億1400万円増の2667億2400万円。再処理事業に関する研究費が減った影響で、営業利益は82億4700万円増の221億2600万円だった。

 事業別の売上高では、再処理が全体の89・9%を占める2775億円。原燃は、再処理を担う国の認可法人「使用済燃料再処理機構」(青森市)が16年10月に発足したことを受け、機構と業務委託契約を結んでいる。

 一方、工藤健二社長は28日の定例会見で、再処理工場の新基準への適合性審査を巡り、これまでの指摘事項を反映させた補正申請書の提出時期が再びずれ込む見通しとなったことに関して「7月中に出すべく努力している。(18年度上期の工場完成)目標を変えず、あらゆる努力と工夫を傾注したい」と強調した。

デーリー東北新聞社