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タミヤと子どもの発想力養う教室 ナチュラルスタイル

6/29(木) 17:40配信

福井新聞ONLINE

 システム・ソフトウエア企画開発のナチュラルスタイル(NS)=本社福井市和田東1丁目、松田優一社長=は来春から、模型メーカーのタミヤ(静岡市)と、ものづくり体験を通じて子どもの発想力や創造力を養う教室「タミヤロボットスクール」を全国展開する。プログラミングと、ロボット作りを学ぶ2コースを設ける計画。運営を担ってもらうパートナー企業を全国で募っている。

 NSは、鯖江市内に開発拠点を持つソフトウエア企画開発のjig.jp(本社東京)の福野泰介社長が開発した、子ども向けプログラミング専用パソコン「IchigoJam(イチゴジャム)」の販売を手掛けている。NSの松田社長やjig.jpの福野社長らは、イチゴジャムを使って子どもたちにプログラミングを教える団体「プログラミング・クラブ・ネットワーク(PCN)」を2014年に設立し、国内外で教室を開催している。

 この活動をタミヤが知り、同社のロボット工作セットと、イチゴジャムを組み合わせた教室を展開することになった。NSの桐畑明宏取締役は「PCNの教室は開催が単発的という側面があった。全国展開するロボットスクールでは、プログラミングに興味のある子どもを継続的にフォローできる」と説明する。

 プログラミングコースはNSが監修。小学3年生以上が対象で、プログラミングの基礎を学んだり、イチゴジャムを使ってタミヤのロボットを制御するプログラムを作ったりする。例えば、ロボットの回転数がランダムに決まるプログラムを構築し、「グー」「チョキ」「パー」の文字が書かれたシートの上でロボットを動かすと、じゃんけんゲームができるという。

 ロボット作りを学ぶメカニックコースは小学1年生以上が対象で、機械の仕組みや構造を学習する。岐阜、愛知両県で子ども向けのロボット教室を開いているNPO法人「Meets Vision(ミーツビジョン)」(岐阜県)が監修する。

 教室は両コースとも1回90分、月2回開催する。プログラミングは全25回、メカニックは全24回。受講料は未定だが、既存のロボット教室より低価格にしたい考え。募集している運営パートナー企業は、学習塾などを想定している。

 NSはロボットスクールの全国展開に備え、6月から横浜市で短期集中型のプログラミング教室(全8回)を開催している。桐畑取締役は「この教室での経験や、これまで蓄積してきたプログラミング教育のノウハウを生かして成功させたい」と話している。

福井新聞社