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JFEと伊藤忠丸紅鉄鋼、タイの天然ガス輸送向けUOE鋼管23万トン受注

6/29(木) 6:02配信

鉄鋼新聞

 JFEスチールと伊藤忠丸紅鉄鋼は28日、タイ最大の石油会社PTTパブリック社の天然ガス基幹パイプライン向けにUOE鋼管23万トンを受注したと発表した。厳格な耐サワーガス性能が要求される案件としては、両社にとって過去最大の受注案件となる。

 受注したのは、PTTパブリック社がタイ国内で整備を進めている5本目の基幹パイプライン「5thトランスミッションパイプラインプロジェクト」向け。同社は5カ年投資計画で1101億バーツ(約3400億円)を投じて天然ガスパイプライン整備と関連設備投資に注力するとしており、このプロジェクトはその一環。ラヨーン県のガス受け入れ基地からバンコク郊外のノンタブリー県の全長426キロメートルを陸上パイプラインで結び、天然ガスを運搬する。
 今回は厳格な耐サワーガス性能が要求されるラインパイプ向けとして陸上部分全量を受注した。API(米国石油協会規格)5LのX65グレードで、外径は36インチ(914・4ミリ)と42インチ(1066・8ミリ)。JFEスチール西日本製鉄所(福山地区)で製造する。ファーストロットは出荷済みで、2018年にかけて順次出荷する。JFEスチールがPTTパブリック社の基幹パイプライン向けにUOE鋼管を受注するのは約20年ぶり。

最終更新:6/29(木) 6:02
鉄鋼新聞