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《サンパウロ市》特別機動隊が10代の若者殺害=ファヴェーラの住民が猛抗議

6/29(木) 6:37配信

ニッケイ新聞

(ブラジル邦字紙「ニッケイ新聞」29日付)



 27日午前、サンパウロ市中央部のファヴェーラ、モイーニョで軍警の特別機動隊(ROTA)が18歳の青年を殺害し、住民が抗議運動を行った。28日付現地紙が報じている。



 亡くなったのはレアンドロ・デ・ソウザ・サントスさんだ。ROTAは同日、麻薬密売や、自動車や携帯電話の強盗の取り締まりを行っていたが、レアンドロさんは軍警を見るや走って逃げ、隣家に駆け込んで身を隠そうとした。後を追った軍警は、台所で銃の撃ち合いとなり、レアンドロさんが被弾した。軍警はレアンドロさんを病院に連れて行ったが、手遅れだったという。

 だが、近隣の住人たちはレアンドロさんは武器を所持していなかったとして無抵抗を主張。現場には金槌も残っていた。

 モイーニョの住人たちはレアンドロさん殺害に怒り、バリケードを築くなどして抗議行動を行った。軍警はこれを静めようとしてゴム弾などを用いたが、これで住民の怒りが増幅して抗議が拡大した。この影響で、ファヴェーラを横切って走るCPTM8号線の一部区間が15時過ぎまで運行停止となった。

最終更新:6/29(木) 6:37
ニッケイ新聞