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留学生の会=ブラジル各地から40人が参加=駐在員が講師として助言

6/29(木) 6:46配信

ニッケイ新聞

(ブラジル邦字紙「ニッケイ新聞」29日付)



 第4回ブラジル留学生の会が10日午前、サンパウロ市の日本語センターで開催された。社会人講師を招いて広く将来について助言をもらうことを目的に、サンパウロ州などの大学で学ぶ日本人留学生らが中心となって一昨年の11月から半年ごとに開催している。今回はブラジリアやリオ・グランデ・ド・スル州などブラジル各地から40人以上の学生が参加した。

 今回講師を務めたのは、日立南米社副社長の金田行孝さんやJETROサンパウロ事務所次長の二宮康史さんら15人。ブラジルの経済や業界ごとの景況、留学経験を今後のキャリア形成にどう活かすかを講演。パネルディスカッションでは、外国で働く女性のキャリア形成についてなどの質問に答えた。

 午後からはシュラスコ懇談会が行われ、ざっくばらんな雰囲気の中で、留学生らの相談に乗った。NECに勤める堀越星架さんは「積極的な学生の姿勢に感銘を覚える」と話す。

 リオ・グランデ・ド・スル州連邦大学から参加した上野真宙さん(あがのまひろ、21、東京都、上智大学)は、「自分たちがいる地域には日本人学生も社会人の方も少なく、なかなか接する機会がない。こういう機会はとても嬉しい。帰国後に控える就職活動にむけ、将来を考える良いきっかけになった」と語った。


 閉会後、同会実行委員代表の重本湧気さん(22、大阪府、大阪大学)は、「開催回数を重ねるたびに学生だけでなく、社会人の方にも興味を持ってもらえるようになり、多種多様なアドバイスをもらえるようになった。感謝したい」と謝辞を述べた。次回は今年11月に行われる予定。

コラム□大耳小耳

 留学生の会は文字通り留学生が中心だが、その運営ノウハウの蓄積と継承が課題になっている。学生らの留学期間はおよそ1年で、運営に慣れた頃には帰国してしまう。会の主旨に賛同した社会人らが通年的なサポートを行っているが、人手は足りず、協力者を募集中だ。同会に興味のある方は、代表連絡先メールアドレス(ryugakuseinokaibr@gmail.com)へご一報を!

最終更新:6/29(木) 6:46
ニッケイ新聞