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マツダ、待望のロータリーエンジン搭載車はいつ再投入?

6/29(木) 21:17配信

ニュースイッチ

株主総会では慎重な言い回しも、技術革新へ一歩一歩

 28日に株主総会を開いたマツダ。小飼雅道社長が、ガソリンエンジンや車両デザインの次世代モデルを「秋には公表する」と説明。さらには好調なスポーツ多目的車(SUV)の生産拡大などの施策に取り組む姿勢を強調した。

 やはり株主からは「ロータリーエンジン搭載車を再び出さないのか?」という恒例の質問が出た。マツダはロータリーエンジン(RE)搭載車の生産を2012年6月で終了。唯一の搭載車であるスポーツカー「RX―8」の生産を同時期にやめた。欧米の環境規制や日本の安全規制に適合できなかったためだ。

 67年に初代搭載車「コスモスポーツ」を発売して以来45年でRE搭載車の歴史をいったん閉じたが、その後もRE自体の研究開発は継続している。

 REはマツダのスピリッツであり、社内外で待望する声は根強い。それに拍車をかけたのが一昨年の東京モーターショー。ロータリーエンジン搭載スポーツカーのコンセプトモデル「RX―ビジョン」を公開したからだ。

 超ロングノーズ、低車高のフォルムで、ボンネットの低さは容量が小さいロータリーエンジンならでは。当時、マツダの役員たちには世界中から称賛の声が届いたという。

 ただ小飼社長は以前から「ロータリーには課題が多いのは事実で、販売時期は言えない。エンジニアにプレッシャーをかけず、技術革新をじっくりと待っている」と話している。

 今回の株主総会でも「(REの)技術開発は進めているが、まだ発表できる段階はない」(藤原清志取締役専務執行役員)と慎重な言い回しだったが、ブランドの象徴と位置づけるエンジンの再投入を、あきらめたわけではない。

最終更新:6/29(木) 21:17
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