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WTCCポルトガル戦でジョーカーラップが初めて導入。ドライバー達からは好評

6/29(木) 18:19配信

motorsport.com 日本版

 先週行われたWTCCヴィラ・レアルラウンドで、WTCC初のジョーカーラップが採り入れられた。

【動画】ジョーカーラップとは?(フォード制作のWRXジョーカーラップ解説動画)

 2017年WTCCのスポーティングレギュレーションには、市街地コースの緩やかなコーナーに設定されるという条件付きでジョーカーラップのフォーマットが存在しており、4月に行われた今季開幕戦マラケシュ戦にて組み込まれるはずだった。

 しかし、サーキット側の制約とマラケシュ政情の不安定さにより、その計画は頓挫したため、ヴィラ・レアルラウンドで初めて取り入れられることになった。結果、ジョーカーラップの導入はドライバー達にとって概ね好評だったようだ。

 ホンダのティアゴ・モンテイロは、オープニングラップで1-2位を走行していたネスター・ジロラミと道上龍をジョーカーラップを駆使してかわすことに成功した。

 モンテイロはその時の様子を次のように語っている。

「僕はオープニングラップで7番手、メインレースで4番手からスタートした。でもできるだけ多くのポイントを獲得したいと考えていたよ」

「オーバーテイクの難しいコースで、2度も表彰台に登れたんだ。これはジョーカーラップなしでは不可能なことだったろう」

「こんな短期間の中で導入されたにもかかわらず、良い成功例になったと思う。ユーロスポーツ・イベント(WTCCのプロモーター)、(ユーロスポーツ・イベントの代表)フランソワ・リベイロ、さらにヴィラ・レアル市街地サーキットにとってもね」

「これを成功させるのは簡単とは言えないだろう。彼らは遅くまでレースを調整するために奔走していた。結果的にかなり良いものになったと思う。少なくとも僕は、オープニングレースでジョーカーラップに助けられた」

「かといってメインレースで僕は何も得なかったし、失わなかった。それでも僕にとってプラスになったと思う」

 オープニングレースでモンテイロから後方に位置していたボルボのテッド・ビョークもモンテイロの意見に口を揃えた。

「ジョーカーラップは良い仕事をしてくれた。かなり急ピッチで導入されることになったから、運営は実現するために懸命に働いていた」

「それは僕たちにとって大いに役立ったし、かなり戦略的なもので、考えなければ行けないことが増えた。新しいものを取り入れるときは多くの懸念点もあるけど、それが普通だし、ジョーカーラップは成功したんだ」