ここから本文です

「小高中学校バーチャル校舎」 30日からネットで無料公開

6/29(木) 11:45配信

福島民友新聞

 原発事故後、被災地で取材活動を続けているNPO法人Our Planet―TV(東京都)は30日から、生徒が今年3月まで南相馬市鹿島区の仮設校舎で過ごした小高中の学校生活を仮想体験できるサイト「小高中学校バーチャル校舎」を無料公開する。
 同法人は「原発事故を風化させることなく、避難を余儀なくされ、仮設校舎で授業を受けることになった子どもたちのことを理解するために、全国の小中学校、高校の授業などで活用されることを期待したい」としている。
 「バーチャル校舎」は、4年前から小高中の取材を続けていた同法人が「仮設校舎でも大切な母校」という生徒の声を受け、制作した。サイトはバーチャルリアリティーの技術を使っており、仮設校舎内を自由に移動できるほか、当時の授業や給食の様子、生徒のインタビューなどの映像を見ることができる。
 小高中は2011(平成23)年11月から今年3月まで南相馬市鹿島区の鹿島小敷地に仮設校舎を設置し、生徒が6年間を過ごした。同校は今年4月から同市小高区の元の校舎に戻り、現在66人が学校生活を送っている。

福島民友新聞

最終更新:6/29(木) 11:45
福島民友新聞