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甘くておいしいよ 田辺発祥のスモモ収穫

6/29(木) 17:01配信

紀伊民報

 和歌山県田辺市新庄町で生まれたスモモの有力品種「シンジョウ」の収穫が、新庄町などで始まった。今季は少雨のため実は小さめだが、甘く味が良いという。7月上旬まで続き、地元でも小売店や直売所で販売されている。

 「シンジョウ」は新庄町内の浦で見つかり、2002年に品種登録された。糖度が高いのが特徴で、栽培するのは全国でもJA紀南管内だけ。新庄町や同市稲成町、同市秋津町、上富田町などの22農家が計約1・4ヘクタールで栽培している。

 新庄町の楠本悦生さん(48)は26日から収穫を始めた。主力品種の「大石早生」や「ソルダム」も栽培するが、「シンジョウ」に最も力を入れる。

 「シンジョウ」は皮が柔らかいため丁寧に収穫し、1個ずつクッション材に包んで箱詰めしている。楠本さんは「今季は空梅雨で実太りが鈍いが、ここ数日の雨で育ってきた。味は良く、消費者に喜んでもらえると思う」と話す。

 同JAによると、管内での収穫量は昨年や平年よりやや多い6・4トンを見込んでいる。

 出荷はJAを通じて主に関東の市場にする。市場価格は中心となる2Lサイズの1パックが450円で、平年並みだという。

最終更新:6/29(木) 17:01
紀伊民報