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熱帯のヒルガオが開花 串本町の海水浴場

6/29(木) 17:01配信

紀伊民報

 和歌山県串本町くじの川にある橋杭海水浴場で、熱帯や亜熱帯で見られる海岸植物「グンバイヒルガオ」(ヒルガオ科)がピンク色の花を咲かせ始めた。日本では四国や九州以南の海岸の砂浜に生え、海流に乗って本州の海岸にも漂着することがあるが、越冬できず枯れてしまうのが一般的。そんな中、同海水浴場では近年、定着し毎年開花している。

 茎は砂の上を長くはい、枝を分けて群落をつくる。葉は長い柄を持ち、長さ3~8センチで縦に二つに折れる。葉の形が相撲の軍配に似ていて、ヒルガオのような花を咲かせることからこの名が付いたという。

 同海水浴場の緑地帯では2013年、地元住民がグンバイヒルガオを見つけ、開花を確認。越冬し、14年も花を咲かせた。貴重なことから保全しようと、同年には町と環境省近畿地方環境事務所熊野自然保護官事務所が観察地を示す看板を設置した。

最終更新:6/29(木) 17:01
紀伊民報