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清水寺貫主が「結」の一字 旧交の白浜第一小に贈る

6/29(木) 17:01配信

紀伊民報

 小学6年生の時に和歌山県白浜町の白浜第一小学校と交流していた清水寺(京都市)の森清範貫主(76)が29日、同校を訪問。児童らの前で「結」という漢字を大きな和紙に書き、学校へ贈った。森貫主は「この学校で結ばれた友情を大切に、仲良く暮らしてほしい」と語った。

 森貫主が通っていた京都市の清水小学校と白浜第一小は1952年から8年間、社会勉強の一環で交換学習をしていた。6年生が互いの学校で寝泊まりし、地元の保護者らが食事などの世話をした。森貫主の学年はその「1期生」。喜寿(77歳)を迎えるのに合わせ、清水小の同級生の男女4人と白浜町を訪れた。

 森貫主は、清水寺で毎年12月に「今年の漢字」を書くことでも知られている。

 白浜第一小では29日、児童が森貫主らを歓迎した。6年で児童会長の垣本颯太君(11)は「この場でお礼の言葉が言えるのは、とても光栄なこと。また『白一』の自慢ができた」とあいさつ。6年で児童会役員の竹中来輝君(11)と三木絆愛さん(11)は花束を森貫主に手渡した。

 「結」の字は6年生らが考えて決めた。「発案者」の高松美怜さん(11)は「どの漢字にしようか迷ったけれど、学校を卒業しても友達と一緒にいたいという思いから決めた」と話した。

 今回の白浜訪問を楽しみにしていたという森貫主は「児童のしっかりとした様子に感心した。『結』という字は今年の漢字でも書いたことがなく、さすがだと思った」と笑顔をみせた。

最終更新:6/29(木) 17:01
紀伊民報