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陸自第7師団、長距離機動訓練 戦車など公道30キロ自走

6/29(木) 15:44配信

苫小牧民報

 陸上自衛隊第7師団の戦車と装甲戦闘車、戦車回収車の計16両が28日夜、東千歳駐屯地から苫小牧西港の勇払埠頭(ふとう)までの公道約30キロを自走した。長距離機動訓練として実施した。市民から苫小牧市に「戦車を追い抜いてもいいのか」「写真撮影は可能か」の2件の問い合わせがあったという。

 同区間を自走するのは2011年、昨年に続いて3回目。89式装甲戦闘車10両と90式戦車4両、戦車回収車2両の順で隊列を組み、駐屯地を午後9時ごろ出発した。各車両の走行用ベルトには騒音軽減用のゴム製パッドが装着され、時速10キロから20キロ程度の速度で移動した。

 住宅街が近い沼ノ端小学校前では市職員が騒音などを調査。自衛隊OB、地域住民など約30人が見守る中、先頭車両が午後11時10分ごろに通過した。近くに住む30代の男性は「振動が響き、迫力があって驚いた」と話した。

 すべての車両は翌29日午前0時までに勇払埠頭に到着。民間フェリー「ナッチャンWorld」に積み込み後、午前9時ごろに釧路港に向けて出港した。

 市が沼ノ端小前で行った調査結果によると、騒音は最大93デシベル、振動は73デシベルでいずれも前回から1~2ポイント下がった。

苫小牧民報

最終更新:6/29(木) 15:44
苫小牧民報