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バークレイズとモルガンSバンカー処分も-プエルトリコ債巡りSEC

6/29(木) 11:14配信

Bloomberg

米自治領プエルトリコの財政破綻に先立ち、英銀バークレイズと米銀モルガン・スタンレーのバンカーが、プエルトリコ債の販売で果たした役割を巡り、米証券取引委員会(SEC)が行政処分に踏み切る可能性がある。

米金融取引業規制機構(FINRA)に提出された記録によれば、SECのスタッフは、バークレイズのルイス・アルファロ氏とジェームズ・ヘン氏に対し、プエルトリコ債販売で公正取引ルールに違反した疑いで行政処分を科すよう勧告した。

FINRAの記録によると、SECのスタッフはまた、投資家向けの書類に記載されたプエルトリコの情報開示に関連し、モルガン・スタンレーのパブリックファイナンス共同責任者チャールズ・ビスコンシ氏と元同僚のホルヘ・イリザリ氏に制裁を科すことも提案した。プエルトリコの説明をモルガン・スタンレーが適切に評価したかどうかが調査の焦点という。

バークレイズとモルガン・スタンレーは、2014年3月にプエルトリコ債の最後の大型発行となる35億ドル(約3930億円)相当を引き受け、バークレイズが主幹事を務めた。プエルトリコはその後1年余りで債務の履行が困難となり、今年5月には破産手続きが開始された。

モルガン・スタンレーの広報担当者によれば、ビスコンシ氏は現在も同行で勤務している。バークレイズの広報担当に電子メールでコメントを求めたが、これまでのところ返答はない。

原題:SEC Probes Barclays, Morgan Stanley Bankers on Puerto Rico Bonds(抜粋)

Martin Z Braun

最終更新:6/29(木) 11:14
Bloomberg