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山菜の収穫体験と料理を堪能 南魚沼の宿泊施設

6/30(金) 10:02配信

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 「山菜料理の伝統と革新」をテーマに山の幸を楽しむイベントが、南魚沼市の宿泊施設で開かれた。山での収穫体験の後、おしゃれに調理された料理を前にした参加者は「あんな苦い山菜が、こんな料理に変わるのか」などと驚きの声を上げながら、舌鼓を打っていた。

 イベントは「自遊人」(岩佐十良社長)が運営する宿泊施設「里山十帖」で23日に行われた。ソムリエで料理家の川上ミホさん(東京)をゲストシェフに招き、県内外から参加した約40人が山菜料理を楽しんだ。

 参加者は日中、施設の周辺を散策して、フキやセリ、イタドリ、杉の新芽などを収穫。生でかじって、そのものの味を体験すると「これが食べられるのか」「苦い」などと感想を漏らした。しかし、スタッフが用意した杉の新芽の酢漬けには「苦みがあるけど甘い」と目を丸くし、桑の赤い実を口にすると「甘酸っぱくておいしい」と野趣に富んだ味を楽しんだ。

 夕食は川上さんらが腕をふるった品々が登場。ジャガイモを使ったポタージュスープにはセリのペーストとサンショウを隠し味にしたオイルを合わせた。魚料理は焼いたアジに、桑の実と梅干しであえたソースを添えた。デザートはフキノトウのジェラートが提供された。家族と友人計3人で参加した東京都の会社員女性(40)は「山の中で見たときは本当に食べられるのかと思った。それが魔法のひと皿に変わり本当においしかった」と感心していた。

 里山十帖では、有名シェフを招き地元の食材を「ごちそう」に変える料理教室「魚沼食の学校」も企画。南魚沼市など新潟、群馬、長野の3県7市町村で地域活性化に取り組む「雪国観光圏」と共同で8月から4回、同市内で開催を予定している。問い合わせは雪国観光圏事務局、025(785)5353。