ここから本文です

〔梅雨前線活発〕雨雲は東日本に 西日本では引き続き土砂災害に厳重警戒を(6/30)

6/30(金) 6:00配信

レスキューナウニュース

きょう30日の夕方にかけて、西日本では日本海側を中心に、雷を伴った非常に激しい雨が降って、大雨となる見込みです。土砂災害に厳重に警戒するともに、低地の浸水、河川の増水や氾濫、落雷、竜巻などの激しい突風にも警戒・注意が必要です。

30日04:48、気象庁は「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第1号」を発表しました。
対馬海峡から西日本を通って伊豆諸島付近にのびている活発な梅雨前線は、30日夜にかけて北上するとみられ、この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むことから、西日本や東日本ではあす7月1日にかけて、日本海側を中心に大気の状態が非常に不安定となる見通しです。
長崎県壱岐市芦辺では、29日23:42までの1時間に120mmの猛烈な雨を観測しており、長崎地方気象台は「壱岐市では、50年に一度の記録的な大雨となっているところがあります」とする情報を発表しました。
これまでの大雨で地盤の緩んでいるところでは、土砂災害に厳重に警戒が必要です。今後の気象情報に注意してください。

■避難情報(30日09:30)
【避難勧告】
<広島県>
・広島市
 中区  :土砂災害危険箇所
 東区  :温品、上温品小学校区の府中大川の洪水浸水想定区域、土砂災害危険箇所等
 西区  :土砂災害危険箇所等
 安芸区 :土砂災害危険箇所等
 佐伯区 :土砂災害警戒区域・特別警戒区域、土砂災害危険箇所等
 安佐北区:土砂災害危険箇所等
 安佐南区:土砂災害危険箇所等
・竹原市 :大石地区の一部(40世帯60人)

<山口県>
・岩国市 :周東町祖生平前地区の一部(38世帯85人)

<長崎県>
・壱岐市 :全域(11656世帯27367人)

【避難準備・高齢者等避難開始】
・広島県 :広島市、呉市、海田町

■防災気象情報
【土砂災害警戒情報】
・広島県 :広島市、廿日市市(30日08:50)

※土砂災害警戒情報は、大雨警報が発表されている状況で、土砂災害発生の危険度がさらに高まったときに、対象となる市町村を特定して警戒を呼びかける情報。周囲の状況や雨の降り方にも注意し、危険を感じたら躊躇することなく早期避難を。

【竜巻注意情報】(30日09:30現在)
・奈良県 :南部(~30日10:10)
・和歌山県:北部・南部(~30日09:50)

※竜巻注意情報は、積乱雲の下で発生する竜巻、ダウンバースト等による激しい突風が発生しやすい気象状況になったと判断された場合に発表。情報の有効期間は、発表から約1時間。

【記録的短時間大雨情報】
・長崎県 :壱岐市芦辺付近で約110mm(~29日23:30)

【指定河川洪水予報】
・広島県 :沼田川水系沼田川(30日05:20)

■気象概況(30日09:30現在)
【1時間雨量】
・長崎県  芦辺    120.0mm(~29日23:42)≪史上1位≫
・福岡県  小呂島    60.5mm(~30日00:24)
・熊本県  人吉     56.5mm(~30日05:44)<6月1位>
・広島県  廿日市津田  56.0mm(~30日01:18)<6月1位>
・広島県  広島     53.5mm(~30日02:03)
・長崎県  石田     52.5mm(~30日06:27)

【3時間雨量】
・長崎県  芦辺    237.5mm(~30日00:20)≪史上1位≫
・広島県  三入     90.5mm(~30日03:50)<6月1位>
・広島県  廿日市津田  90.0mm(~30日03:10)<6月1位>
・広島県  広島     87.5mm(~30日04:00)≪史上1位≫
・長崎県  石田     83.5mm(~30日06:10)
・福岡県  小呂島    82.0mm(~30日00:10)

【24時間雨量】
・長崎県  芦辺    432.5mm(~30日06:20)≪史上1位≫
・長崎県  石田    245.5mm(~30日06:30)<6月1位>
・広島県  廿日市津田 173.0mm(~30日08:20)
・福岡県  小呂島   169.0mm(~30日06:50)
・広島県  広島    149.5mm(~30日08:20)

■今後の見通し
【予想1時間雨量】(30日/多い所)
・80mm 鹿児島県(奄美地方を除く)
・70mm 長崎県、熊本県
・60mm 広島県
・50mm 福岡県、佐賀県
・40mm 京都府、兵庫県、山口県
・30mm 大阪府、島根県、岡山県

【予想24時間雨量】(~7月1日06:00/多い所)
・150mm 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県
・130mm 山口県
・120mm 広島県、鹿児島県(奄美地方を除く)
・100mm 京都府
・ 80mm 大阪府、兵庫県、岡山県
・ 60mm 島根県

■防災事項
・厳重警戒:土砂災害
・警戒  :低地の浸水、河川の増水や氾濫
・注意  :落雷、竜巻などの激しい突風
※発達した積乱雲の近づく兆しがある場合は、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。

◆用語解説
「非常に激しい雨」
・1時間50~80mmの雨、滝のように降る(ゴーゴーと降り続く)状態で、傘は全く役に立たなくなる。水しぶきであたり一面が白っぽくなり視界が悪くなり、車の運転は危険とされる。土石流が起こりやすくなったり、都市部では地下室や地下街に雨水が流れ込むなど、多くの災害が発生するおそれが。

レスキューナウ